Endurance World Championship
Honda 鈴鹿8耐挑戦の歴史⑤ 2022~23年
2022年
新型コロナウイルスの影響で開催中止となった2020年~2021年を経て、実に3年ぶりの開催となった。予選では長島哲太が2分4秒934を記録し、Honda勢として2009年以来のポールポジションを獲得。決勝は路面温度が53℃にまで達する酷暑の中、Team HRCは10周目にトップに躍り出ると独走を続け、全車を周回遅れにする圧倒的な走りを見せて見事に勝利。2014年以来8年ぶり、通算28回目となる鈴鹿8耐の優勝を飾った。
2023年
日本郵便株式会社が新たなパートナーとなることが発表され、エントリー名が「Team HRC with 日本郵便」に変更。高橋巧、長島哲太、そして初出場のチャビ・ビエルゲを加えた3人体制での参戦となった。予選で長島が2分5秒329のトップタイムを記録し、チームは昨年に続きポールポジションを獲得。決勝でも終始リードを広げ、216周を走りきって2連覇を達成した。また、高橋はこれで通算5勝目を挙げ、宇川徹が持つ最多優勝記録に並んだ。