Honda 鈴鹿8耐挑戦の歴史⑤ 2022~25年
2026年7月3(金)~5日(日)に「2026 FIM 世界耐久選手権“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第47回大会」が開催されます。開幕を直前に控え、今年の熱戦に期待が高まる「鈴鹿8耐」を舞台に、Hondaがいかに挑戦を続けてきたか。その歴史を年代ごとに振り返ります。

2022~25年
新型コロナウイルスによる大会開催中止を経て、2022年に待望の復活を遂げた鈴鹿8耐。この年、Team HRCが圧倒的な強さで王座を奪還し、Honda勢の新たな連勝街道が始まりました。24年には大会最多周回数を記録する完璧なレース運びで3連覇を飾り、Honda通算30勝という偉業を達成。続く25年大会では、2人体制という逆境を跳ね除け、見事優勝。連勝記録を4に伸ばし、高橋巧選手が個人の最多優勝記録を7勝へと塗り替えました。

2022年 CBR1000RR-R FIREBLADE SP
WINNER
長島哲太/高橋巧/イケル・レクオーナ
新型コロナウイルスの影響で開催中止となった2020年~2021年を経て、実に3年ぶりの開催となった。予選では長島哲太が2分4秒934を記録し、Honda勢として2009年以来のポールポジションを獲得。決勝は路面温度が53℃にまで達する酷暑の中、Team HRCは10周目にトップに躍り出ると独走を続け、全車を周回遅れにする圧倒的な走りを見せて見事に勝利。2014年以来8年ぶり、通算28回目となる鈴鹿8耐の優勝を飾った。

2023年
WINNER
高橋巧/長島哲太/チャビ・ビエルゲ
日本郵便株式会社が新たなパートナーとなることが発表され、エントリー名が「Team HRC with 日本郵便」に変更。高橋巧、長島哲太、そして初出場のチャビ・ビエルゲを加えた3人体制での参戦となった。予選で長島が2分5秒329のトップタイムを記録し、チームは昨年に続きポールポジションを獲得。決勝でも終始リードを広げ、216周を走りきって2連覇を達成した。また、高橋はこれで通算5勝目を挙げ、宇川徹が持つ最多優勝記録に並んだ。

2024年
WINNER
高橋巧/ヨハン・ザルコ/名越哲平
Team HRC with 日本郵便は前年に続く参戦の高橋巧に加え、現役MotoGPライダーのヨハン・ザルコ、JRRのJSB1000クラスで走る名越哲平によるチーム体制。史上最多の220周を走り優勝した。Team HRCとしては3連覇、Hondaとしては通算30勝、また高橋は通算6勝目で単独最多勝記録を更新するという記録ずくめとなった。
独占インタビュー「鈴鹿8耐、3連覇を達成したHRCファクトリーの真実:マシン編」2024年型CBR1000RR-R SP

2025年
WINNER
高橋巧/ヨハン・ザルコ
2025年は、Honda HRCとして高橋巧、ヨハン・ザルコの2名体制で参戦した。レースは2度のセーフティカーが入る波乱の戦いとなったが、規則正しい7回のピットインを成功。6年ぶりに参戦したヤマハワークスチームとの一騎打ちを制し、4連覇を達成した。レースをけん引した高橋は、最多優勝記録を7勝に伸ばした。
1978~1989年│1990~1999年│2000~2009年│2010~2019年│2022~2025年