#33 Team HRCが全車を周回遅れにする圧勝。Hondaとして8年ぶり28回目の優勝を飾る
Team HRCは165周目にレクオーナから高橋へとライダー交代、#10カワサキもレイに交代します。170周をクリアして高橋がトップ、2番手カネパ(ヤマハ)、3番手レイのトップ3。
Honda勢は6番手に濱原(Honda Dream RT SAKURAI HONDA) 、7番手に國峰(TOHO Racing)、9番手にアズマン(Honda Asia-Dream Racing with SHOWA)、10番手高橋裕紀(Team ATJ with JAPAN POST)、11番手フック(F.C.C. TSR Honda France)、12番手に田尻(GOSHI Racing)と、トップ12に7チームが入り周回を重ねます。
最後のライダー交代が始まります。TOHO Racingは國峰から清成へ、Honda Asia-Dream Racing with SHOWAはアズマンからザイディへ、Honda勢は次々とピットに入ります。7時間が経過したところでフリッツ(ヤマハ)がスプーンで接触転倒、多重クラッシュのためセーフティカーが入ります。リーダーボードの順位は高橋、レイ、渡辺(スズキ)と変わります。7時間19分、セーフティカーが解除。Team HRCの高橋は196周でピットインし長島に交代、ピットストップは41秒776で最後のピット作業を終えます。
2番手のハスラム(カワサキ)が2分12秒台、3番手渡辺(スズキ)が2分13秒台で周回する中、長島は2分8秒台で夕闇のサーキットを走り、際立つ速さを見せます。
長島は独走したまま8時間を迎え、大歓声を浴びながら優勝のチェッカーを受けました。Hondaにとっては2014年以来の優勝、ワークスチームとしては2008年以来の勝利となります。計時予選、最終予選とレコードを更新しポールポジションを獲得。決勝では高橋、長島、レクオーナの全員が速さを示し、全車をラップする圧倒的強さを見せ、強いHonda復活を成し遂げました。
2位はKawasaki Racing Team Suzuka 8H、3位にYOSHIMURA SERT MOTUL(スズキ)が入り表彰台を獲得しました。Honda勢は5位にTOHO Racing、6位にHonda Dream RT SAKURAI HONDA、8位にTeam ATJ with JAPAN POST、10位にF.C.C. TSR Honda France、11位にHonda Asia-Dream Racing with SHOWA、そして12位にGOSHI Racingと次々にチェッカーを受けました。
35位以下は、完走扱いとはなりませんでしたが、♯17Astemo Honda Dream SI Racingは37位、♯73SDG Honda Racingは43位でレースを終えました。
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