決勝レース4時間が経過 ♯33Team HRCがリードを拡大
13時35分、スタートから2時間が過ぎたところで、2周目のアクシデントで大破したマシンを修復していた♯17Astemo Honda Dream SI Racingが作業を終え、渡辺がコースへ復帰しました。
59周目、Team HRC(長島哲太/高橋巧/イケル・レクオーナ)は長島からレクオーナへとライダーを交代。続いて、2番手の#10 カワサキがレイからローズへとライダーを交代。路面温度は53℃まで上昇し、酷暑での戦いとなりました。
2時間18分過ぎ、デグナーで転倒したマシンが炎上したことで、再びセーフティカーが入ります。ここでレクオーナとローズは別々のセーフティカーに先導されることになり、レクオーナはこれで半周のアドバンテージを築くことになります。2時間30分過ぎにセーフティカーが解除され、レクオーナと2番手ローズとの差は1分40秒129まで広がりました。
3番手にハニカ(ヤマハ)、4番手にブラッグ(スズキ)、5番手に國川(TOHO Racing)、6番手に生形(スズキ)、7番手に日浦(Honda Dream RT SAKURAI HONDA)となります。#88 Honda Asia-Dream Racing with SHOWA (モハメド・ザクワン・ビン・ザイディ/ゲリー・サリム/ヘルミ・アズマン)のザクワンは、12番手までポジションを上げてきました。ジョシュ・フック(F.C.C. TSR Honda France)はブレーキトラブルのためイレギュラーのピットインがあり、16番手からの追い上げを図ります。
スタートから2時間51分過ぎ、♯73SDG Honda Racingの本田重樹監督は「フレームとエンジン以外のすべてを交換し修復した。しっかり治して最後まで走り切る」と話し、榎戸育寛をコースに復帰させました。
レクオーナはトップを快走、2番手のローズを周回遅れとします。86周目には高橋へと交代し、ローズはレイに交代。トップ2台は2分7秒台へとタイムを上げます。高橋、レイ、カネパ(ヤマハ)、渡辺(スズキ)、津田(スズキ)、國峰(TOHO Racing)、濱原(Honda Dream RT SAKURAI HONDA)が続きます。アズマンは11番手へと浮上します。
レイは90周目には2分7秒177とベストタイムを更新して高橋を追いますが、レイが7秒台に入れると高橋も7秒台にアップして、その差は変わりません。100周をクリアしても、高橋はトップを安定したペースで周回を重ねていきます。レイはシケインで転倒を喫しましたが、マシンを起こしてコース復帰すると、ピットインせずに周回を重ねていき、2番手のポジションをキープ。#40 Team ATJ with JAPAN POST(高橋裕紀/小山知良/伊藤和輝)の高橋が9番手まで浮上してきます。10番手にアズマン、ディ・メリオは11番手までポジションを戻しました。
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