Honda 鈴鹿8耐挑戦の歴史② 1990~99年
1990年
雪辱を期すW.ガードナー/M.ドゥーハン組(RVF750)がPPを獲得。レースでも独走態勢を築くが、40周目に転倒。その後も激しく追い上げて2位に再浮上するもガス欠でストップ。平忠彦/E.ローソン組(ヤマハ)が優勝した。
1991年
WINNER
ワイン・ガードナー/マイケル・ドゥーハン
ウエットで始まり、午後2時にライトオンの指示が出される異例の展開。難コンディション下で安定した走りを見せたW.ガードナー/M.ドゥーハン組(RVF750)が、K.マギー/D.チャンドラー組(ヤマハ)を抑えて優勝した。
1992年
WINNER
ワイン・ガードナー/ダリル・ビーティー
史上最多の8耐3勝を挙げていたW.ガードナー(RVF750)が、レースを前に8耐引退を表明。ケガのM.ドゥーハンに代わって参戦したD.ビーティと組んで、見事、自らの勝利数記録を更新する有終の美を飾った。
1993年
TT-F1規定最後の年。首位争いを繰り広げるE.ローソン/辻本聡(RVF750)、PPのM.ドゥーハン/D.ビーティー組(RVF750)が相次いで脱落。 S.ラッセル/A.スライト組(カワサキ)が安定した走りで勝利を飾った。
1994年 RVF/RC45
WINNER
ダグ・ポーレン/アーロン・スライト
スーパーバイク規定の初年度。初登場のスペシャルステージを制したS.ラッセル/T.ライマー(カワサキ)と激戦を繰り広げたD.ポーレン/A.スライト組(RVF/RC45)が、0.288秒という僅差で勝利のチェッカーを受けた。
1995年
WINNER
アーロン・スライト/岡田忠之
RVF/RC45を駆るA.スライト/岡田忠之組と伊藤真一/辻本聡組らTEAM HRC同士の戦いに。最終的に2位に約47秒差をつけたスライト/岡田組が優勝。スライトは3連覇を達成、優勝ラップ数は212周に達した。
1996年
PPを獲得したA.スライト/岡田忠之組(RVF/RC45)をはじめ、好調をアピールしたHondaワークス勢だったが、次々と転倒を喫する展開。C.エドワーズ/芳賀紀行組(ヤマハ)が最年少ウイナーの栄冠に輝いた。
1997年
WINNER
伊藤真一/宇川徹
20周年大会は台風の影響下でウエット。24℃という寒さの中で開催されたレースでは、伊藤真一/宇川徹(RVF/RC45)が確実に走りきって優勝。同じく台風に見舞われた第5回大会以来の、日本人ペア優勝となった。
1998年
WINNER
伊藤真一/宇川徹
PPスタートの伊藤真一/宇川徹が完全勝利で連覇を達成。
Honda 50周年という節目をS.ジベルノー/A.バロス組、C.エドワーズ/岡田忠之組らRVF/RC45勢の1-2-3フィニッシュで、Hondaの2連勝目を飾った。
1999年
WINNER
岡田忠之/アレックス・バロス
3時間経過後から突然の雨。岡田忠之とコンビを組むA.バロス(RVF/RC45)は、タイヤ交換を行う他のチームを横目にスリックで走行。一転して天候が回復に向かう中、アドバンテージを稼いだ岡田/バロスが優勝を飾った。