【2021シーズン総集編】川井麻央が2年連続チャンピオン。久保まなが総合3位で2021年を終える

2021年の全日本モトクロス選手権レディースクラスは、第5戦近畿大会が新型コロナウイルスの影響で中止となり、全6戦で争われた。前年シーズン全勝という圧倒的な強さで初のタイトルを獲得した川井麻央(T.E.SPORT)が連覇を果たし、久保まな(Honda Dream京都東 TEAM HAMMER)が総合3位に入った。

川井は開幕戦HSR九州大会で幸先よく優勝すると、続く第3戦関東大会（第2戦は11月に延期）では両ヒートを制覇。第4戦SUGO大会も優勝し、年をまたいで全日本8連勝をマーク。その後も第7戦MFJGPMX大会を制するなど、年間を通して前年女王の強さを見せつけ、見事V2を果たした。

川井だけでなく、久保や小野彩葉(T.E.SPORT)といった選手も躍動した。今季からHondaに移籍した久保は、CRF150Rの4ストロークエンジンの感触を確かめるかのように、徐々にその本領を発揮。第6戦HSR九州大会でホールショットからの移籍後初優勝を飾ると、日程延期で最終戦となった第2戦中国大会でもヒート1を制する活躍を見せ、ランキング総合3位で1年を終えた。

また、小野は開幕戦で川井に続く2位に入ると、第3戦・第4戦でも3位表彰台に登壇。第6戦でも2位となり、年間総合4位となった。

Race Reports

LMX ポイントランキング

Pos.	Num.	ライダー	マシン	総合ポイント
1	1	川井麻央	Honda	170
2	2	本田七海	ヤマハ	160
3	3	久保まな	Honda	132
4	4	小野彩葉	Honda	111
5	5	楠本菜月	ハスクバーナ	106
6	8	木村綾希	カワサキ	57
7	7	穗苅愛香	ヤマハ	53
8	15	赤松樹愛	ヤマハ	50
9	14	濱村いぶき	Honda	47
10	13	箕浦未夢	ヤマハ	45

14	19	山崎琴乃	Honda	26
15	9	勝股七海	Honda	25
18	47	高橋絵莉子	Honda	13