LADIES 決勝
LADIES 2021
Round 4

川井麻央が勝負強さを発揮して全日本8連勝をマーク!

jp スポーツランドSUGO

久保まな(Honda Dream 京都東 TEAM HAMMER)がホールショット。これに本田七海(ヤマハ)と昨年開幕戦から7連勝中の川井麻央(T.E.SPORT)が続くと、1周目の上位勢は大混戦。

川井麻央が勝負強さを発揮して全日本8連勝をマーク!

本田、川井、久保から川井、楠本菜月(ハスクバーナ)、本田のオーダーを経て、この間にスタートでやや出遅れていた小野彩葉(T.E.SPORT)も追いつき、川井、本田、楠本、小野、久保の順で1周目をクリアしました。

レース前半、川井は本田を引き連れながらトップを快走。久保は2周目にエンストで9番手まで後退し、楠本を抜いた小野が3番手に浮上しました。4周目の途中まで川井のリードはわずか1~2秒でしたが、この周に本田がややタイムロスしたことで一気に差が拡大。そのまま逃げきった川井が勝利を収め、中盤から単独走行を続けた小野が3位、最後まで必死に追い上げた久保が5位でした。


川井 麻央
川井 麻央 1
T.E.SPORT
予選は久々にトップではなく2位。みんなには「予選だから」と言われましたが、自分としてはかなり悔しく、落ち込みました。決勝では、不得意だったスタートがうまくいき、自分でもビックリ。いつも、スタートのときにスロットルを開けている量がちょっと少なかったみたいで、そこを改善しました。トップに立ってから、後ろに本田七海選手がいることは分かっていたのですが、ヘアピンカーブが連続した区間が多かったためか、本田選手の排気音がすぐ背後で聞こえている感覚で、実際にはそこまで僅差ではなかったようですが、引き離せないことにかなり焦りを感じていました。レース中盤に周回遅れが発生し、これを強引に抜いたことで本田選手との距離が広がり、そこで気持ち的には少し楽になりました

小野 彩葉
小野 彩葉 4
T.E.SPORT
予選ではスタートが決まり、そのままトップで逃げきることができたのですが、決勝ではスタートでやや失敗。とはいえ最初のターンで一番イン側を確保できたので、コンパクトに曲がればリカバーできると思ったのですが、そこで後輪を大きくスライドさせてしまい出遅れました。早く前をパスしなければと焦った結果、なかなか自分のラインを通ることができずにいました。それでも3番手まで上がることができ、その段階ではまだ前の2台も見えていたのですが、そこから自分のミスが増えはじめ、危ないな……と思い始めたことでペースがつかめなくなってしまいました。次戦まで3カ月のインターバルとなるこの夏が勝負。初優勝に向けてチャンスはあると思うので、もっと強くなります!

LMX 決勝

Pos. Num. ライダー マシン タイム / 差
1 1 川井麻央 Honda 19'10.66
2 2 本田七海 ヤマハ +13.98
3 4 小野彩葉 Honda +18.06
4 5 楠本菜月 ハスクバーナ +39.77
5 3 久保まな Honda +49.75
6 7 穗苅愛香 ヤマハ +55.99
7 11 伊藤悠利 ヤマハ +1'08.43
8 20 雨宮舞美 KTM +1'34.26
9 10 松木紗子 スズキ +1'48.54
10 26 川上真花 ヤマハ +1'50.60
14 19 山崎琴乃 Honda +2'03.67
15 9 勝股七海 Honda +2'05.29
19 39 鑓水よう子 Honda +1Lap

LMX ポイントランキング

Pos. Num. ライダー マシン 総合ポイント
1 1 川井麻央 Honda 100
2 2 本田七海 ヤマハ 76
3 4 小野彩葉 Honda 68
4 5 楠本菜月 ハスクバーナ 50
5 3 久保まな Honda 46
6 7 穗苅愛香 ヤマハ 32
7 11 伊藤悠利 ヤマハ 29
8 8 木村綾希 カワサキ 28
9 15 赤松樹愛 ヤマハ 21
10 10 松木紗子 スズキ 21
12 14 濱村いぶき Honda 15
13 9 勝股七海 Honda 14
15 19 山崎琴乃 Honda 10

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レポート公開日
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