<MFJ全日本トライアル選手権> 小川友幸選手が自身の記録を更新するIASクラス14回目のチャンピオンを獲得
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<MFJ全日本トライアル選手権> 小川友幸選手が自身の記録を更新するIASクラス14回目のチャンピオンを獲得

11月3日(日)に大阪市中央公会堂前(大阪府大阪市北区)で開催された「2024 MFJ全日本トライアル選手権シリーズ 第8戦 City Trial Japan大会」において、最高峰の国際A級スーパー(IAS)クラスで、TEAM MITANI Hondaの小川友幸選手が、自身が持つ最多記録を更新する12年連続、通算14回目のチャンピオンを獲得しました。

※ MFJとは、Motorcycle Federation of Japan(一般財団法人 日本モーターサイクルスポーツ協会)の略称


年間表彰式での小川友幸選手
年間表彰式での小川友幸選手
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小川友幸選手とRTL301RR

昨年MFJ全日本選手権においてトライアルのみならず、ロードレース、モトクロスも含めた最高峰クラスでは最多となる13回目のチャンピオンを獲得した小川選手は、今シーズンも「RTL301RR」を駆り、さらなる最多記録更新に挑みました。

小川選手は、開幕戦の愛知・岡崎大会、第2戦 大分・玖珠大会で2連勝を飾り、ランキングも2位に10ポイント差をつけた首位となり、幸先の良いスタートをきりました。しかし、モビリティリゾートもてぎで開催された第3戦もてぎ大会で5位、第4戦 北海道・和寒大会は6位となったため、ランキングは2位に陥落してしまいました。第5戦 広島・三次灰塚大会は台風10号の影響により中止。第6戦 和歌山・湯浅大会では、電動トライアルマシン「RTL ELECTRIC」で参戦した元世界チャンピオンの藤波貴久が21年ぶりに全日本選手権で優勝し、小川選手は3位を獲得。そして第7戦 宮城・SUGO大会では、藤波が連勝し小川選手は2位につけたことで、ランキングで首位に返り咲くとともに、2位とは3ポイント差をつけ最終戦を迎えました。

最終戦City Trial Japan大会は、IASクラスのランキング上位10名のみで争われ、藤波が3連勝を飾りました。小川選手は2位に入りチャンピオンを獲得し、自身の持つMFJチャンピオン獲得の最多記録を更新しました。


■TEAM MITANI Honda 小川友幸

「まずは今シーズンも応援いただき、ありがとうございました。おかげさまで今年も皆様にタイトル獲得の報告をすることができました。今シーズンはこれまでに無いほどアップダウンが激しいシーズンでした。連勝したと思ったら、全てが嚙み合わず自分でも過去経験のない順位となったこともありました。そんな時でも自分を信じて常に前向きでいたことから、自分を信じた結果として今回チャンピオンを獲得できたと思い、いつも以上に喜びが大きいです。まだまだ記録を更新していけるように頑張っていきますので、これからも引き続き応援をよろしくお願いします」


■TEAM MITANI Honda監督 三谷知明

「今シーズンの小川選手は開幕戦から2連勝を飾ってくれ、例年以上に順調なスタートでした。第3戦、第4戦は連続して表彰台を逃すなど小川選手らしくない結果に心配しましたが、彼を信じて全てを託しました。終盤の3戦では再び安定した走りを取り戻してくれて12年連続14回目のタイトルを獲得できたので、今は胸をなでおろしています。今シーズンも応援いただきましたトライアルファンの皆様ありがとうございました。また、いつもチームを支えていただいているスポンサーの皆様にも、心より感謝申し上げます」


■小川友幸(おがわ ともゆき)選手のプロフィール

生年月日:1976年10月4日(48歳)
出身地:三重県


主な戦績

MFJ全日本トライアル選手権シリーズ

1992年
国際B級 チャンピオン

1993年
国際A級に昇格 2位

2007年
国際A級スーパークラス チャンピオン

2010年
国際A級スーパークラス チャンピオン

2013年~2024年
国際A級スーパークラス チャンピオン



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