【4時間経過】Team HRC with 日本郵便が後続を突き放す
2時間が経過し、Team HRC with 日本郵便(高橋巧、名越哲平、ヨハン・ザルコ)は名越がマシンを引き継いでトップを快走。Honda勢はそのほか、4番手にSDG Team HARC-PRO. Honda(國井勇輝、浦本修充、マリオ・アジ)、7番手にTeam ATJ with docomo business(岩田悟、鈴木光来、岡谷雄太) 、9番手にHonda Dream RT 桜井ホンダ(伊藤和輝、日浦大治朗)、10番手にF.C.C. TSR Honda France(ジョシュ・フック、マイク・ディ・メリオ、アラン・テシェ)が走ります。
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名越は首位をキープしたまま順調に周回。63周目、SDG Team HARC-PRO. Hondaはアジから國井へとライダーチェンジしました。
65周目、トップの名越と2番手のYART - Yamaha(ヤマハ)との差が30秒を超えました。68周目には伊藤がAutoRace Ube Racing Team(スズキ)のアンソニー・ウエストを捉え、7番手に浮上しました。
このころには路面温度が60℃を超え、マシン、タイヤ、ライダーにとって過酷な戦いが続きます。71周目には名越と2番手を行くYART - Yamahaのカレル・ハニカとの差が40秒185と拡大。ハニカが2分10秒台で周回する中、名越は2分8秒台のラップタイムを刻み、その差は広がっていきます。
82周を消化して、Team HRC with 日本郵便は名越から高橋へ3回目のライダーチェンジ。高橋はトップのままでコースインします。90周目時点での高橋と2番手のYART - Yamahaとのタイム差は33秒914。ともに2分8秒台で周回を重ねました。
90周を過ぎて、9番手を走行していたフックが第9コーナーで転倒してしまいます。ピットではマシン修復の準備をしますが、コースに復帰したフックはそのまま周回を重ね、14番手を走行。タイムは2分12秒台に落ちましたが、緊急ピットインはせずに通常のルーティーンを守りました。
高橋は2分7秒台にタイムアップし、トップを独走。6番手を日浦が走行し、上位陣に迫ります。浦本は9番手を走行、10番手にはTOHO Racing(清成龍一、渡辺一樹、榎戸育寛)の渡辺がつけます。
97周目、フックがようやくピットイン。マシンに大きな損傷はなく、タイヤ交換と給油の通常ルーティーンで、そのままディ・メリオをコースに送り出しました。
Team HRC with 日本郵便の高橋はトップを守ったまま、111周でピットイン。マシンを引き継いだザルコはトップでコースへと出ていきました。高橋はこのスティントで29周をクリアしており、燃費のよさでもライバルを圧倒しています。
4時間が経過した時点で、そのほかのHonda勢は5番手にSDG Team HARC-PRO. Honda、8番手にHonda Dream RT 桜井ホンダ、9番手にTOHO Racing、10番手にTeamATJ with docomo businessがつけて、トップ10のうち計5台を占めています。転倒のあったF.C.C. TSR Honda Franceは14番手でレースを折り返しました。
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