武田が宮城・SUGO大会で8位フィニッシュ

IAS 決勝

IAS 2025

Round 6

2025年10月05日

武田が宮城・SUGO大会で8位フィニッシュ

スポーツランドSUGO

10月5日(日)に全日本トライアル選手権(JTR)の第6戦宮城・SUGO大会がスポーツランドSUGO(宮城県)で行われました。例年、10月末だった同大会が今年は10月初めに開催され、暖かい気候の下、絶好のトライアル日和となりました。土曜日の夜半には雨にも見舞われましたが、当日はほぼ雨は降らず、コンディションにもそれほどの影響はなかったようでした。

国際A級スーパー(IAS)クラスは、オールクリーンもありえるという見立ての10セクション。しかし、その通りに走るには卓越したテクニックと集中力が必要になります。誰がどれだけミスをせず、おかしたミスをリカバリーして気持ちのモチベーションを保てるかが勝負になる、そんな一日となりました。

連覇を続けていたTEAM MITANI Hondaの小川友幸は7月の北海道・和寒大会での負傷により今大会も欠場です。しかし、小川は今回も会場にいて、各クラスの動向を熱心にチェックして回りました。

チームメートの武田呼人は、第1セクションで5点を取って、第2で3点と、苦しい戦況で試合をスタートさせました。その後、第5セクションまでを3連続クリーンして復調の兆しをみせましたが、終盤セクションで連続5点を喫してしまい、1ラップ目は6番手。ここから巻き返しを図りたいところです。

しかし2ラップ目、武田は第1セクションでまたも5点。さらに1ラップ目にクリーンをしていた第4、第5セクションでも5点と、さらに苦しい戦況に追い込まれてしまいました。

苦しい戦いは最後まで続き、武田は8位フィニッシュ。武田は事態を打開すべく残り2戦に向けて気持ちを高めています。

次の戦いは10月26日(日)、湯浅トライアルパーク(和歌山県)にて開催される第7戦和歌山・湯浅大会です。

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武田呼人 ⁷

TEAM MITANI Honda

1ラップ目にミスがあって、2ラップ目にばん回しようと頑張ったのですが、全くうまくかみ合わないまま試合が進んでしまいました。2ラップ目は予期せぬことが起きて、それに自分が対応できず、残念な結果になりました。

小川友幸 ¹

TEAM MITANI Honda

昨日、セクションを下見した時点でオールクリーンは可能、上位に出るには1ラップ1桁という予測を立てていましたが、その通りの結果になったと思います。今回の設定では5点は禁物でしたが、仮に5点を取った時に、その5点1つだけで気持ちを切り替えられるかどうかも重要になります。5点を2つ、3つと取ってしまったら、ちょっと取り返しがつきません。そこを守れた者が優勝、と予想通りではありました。そしてやはり、想定通りに走るのが難しいのが、トライアルというスポーツですね。今回はチームの仲間以外にも、さまざまなクラスのトライを観戦することができたので、いろいろと勉強をさせていただきました。

IAS 決勝リザルト

Pos.	Num.	ライダー	マシン	総減点	クリーン数
1	2	黒山健一	YAMAHA	20	15
2	3	氏川政哉	YAMAHA	29	15
3	4	小川毅士	Beta	41	12
4	10	黒山陣	SHERCO	44	8
5	8	野崎史高	YAMAHA	45	7
6	9	久岡孝二	Honda	54	8

8	7	武田呼人	Honda	71	6
13	12	田中善弘	Honda	81	0
17	15	浦山瑞希	Honda	93	1

IAS ポイントランキング

Pos.	Num.	ライダー	マシン	総合ポイント
1	2	黒山健一	YAMAHA	131
2	3	氏川政哉	YAMAHA	114
3	8	野崎史高	YAMAHA	87
4	4	小川毅士	Beta	76
5	6	柴田暁	TRRS	61
6	1	小川友幸	Honda	60
7	9	久岡孝二	Honda	60
8	7	武田呼人	Honda	55
9	12	田中善弘	Honda	36

15	15	浦山瑞希	Honda	14