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INDY 2026
Round 7

ローゼンクヴィストが史上最僅差でインディ500初優勝。Honda2連覇で、通算17勝目を挙げる

us Indianapolis Motor Speedway

現地時間5月24日(日)、現在も続く自動車レースとして世界最長の歴史を誇るインディアナポリス500マイル(インディ500)の第110回決勝レースが開催されました。予選4番手からスタートしたスウェーデン出身のフェリックス・ローゼンクヴィスト(Meyer Shank Racing:MSR)が2番手と並んでゴールに飛び込み、0.0233秒差の勝利を手にしました。ローゼンクヴィストにとってのインディ500初優勝は、史上最僅差によるものとなりました。

ローゼンクヴィストが史上最僅差でインディ500初優勝。Honda2連覇で、通算17勝目を挙げる

今年のインディアナ州インディアナポリスは5月に入っても気温の低い日が多く、決勝当日も雨が心配されていました。しかし、小雨による中断はあったものの、レースはフルディスタンスの200周で争われました。16日前に娘が生まれて父親になったばかりのローゼンクヴィストは、Hondaのパワーユニット(PU)の燃費性能の優位を活かす走りを披露。チームメートのマーカス・アームストロング(Meyer Shank Racing)とともに終盤のトップ争いに加わり、最終ラップでローゼンクヴィストが劇的な勝利をつかみ取りました。MSRにとっては、2021年のエリオ・カストロネベスによる優勝以来の2勝目となります。

この勝利により、Hondaは昨年に続く2連覇を達成し、インディ500での通算優勝回数を17に伸ばしました。Hondaはこれまでにインディ500での優勝を04~12年、14年、16年、17年、20~22年、 25年、26年に記録しています。

アームストロングは、40周年を迎えたAcuraがスポンサーするマシンでレース終盤にトップ争いに参加し、インディ500での自己ベストとなる5位でのフィニッシュを果たしました。

ポールポジションから2年連続優勝に向けて着々と周回をこなしていたアレックス・パロウ(Chip Ganassi Racing)は、今回のレースで最多の59周をリード。しかし、終盤の作戦とレース展開がかみ合わず、またゴール前の激しい追い上げも及ばず7位でゴール。それでも、26年シーズンのポイントリーダーの座を守っています。

また、今回のレースで最も圧巻の追い上げをみせたのがロマン・グロージャン(Dale Coyne Racing)でした。予選24番手という後方からのスタートながら、ピットタイミングをずらす作戦が功を奏し、9位までポジションを上げてフィニッシュしました。

12番グリッドから3回目のインディ500優勝を狙った佐藤琢磨(Rahal Letterman Lanigan Racing)は、序盤に21番手までポジションを下げ、そこからじわじわとばん回するレースを戦い、残り20周の時点で6番手にまで順位を上げました。しかし、192周目のリスタートで混乱に巻き込まれて後退。自身にとって17回目のインディ500は、キャリア6回目のトップ10フィニッシュとなる10位という結果でした。

インディカー・シリーズの次戦は、1週間後の5月31日(日)、ミシガン州デトロイトの市街地コースにて第8戦決勝が開催されます。


Felix Rosenqvist
Felix Rosenqvist 60
Meyer Shank Racing w/ Curb-Agajanian
インディ500で優勝しました! 信じられない1カ月になりました。Meyer Shank Racingに感謝します。そしてHondaにもすばらしいPUを供給してくれたことにお礼を言いたいと思います。あの最終ラップは本当にすごいものでした。映像で見るのが楽しみです。史上最もクレイジーなレースでしたね。しかしながら、それはとてもフェアな戦いでした。ファンが見たいと望んでいたレースになっていたと思います。それは、史上最も僅差のフィニッシュともなりました! 16日前に父親になって、今日はインディ500の優勝者です。私にとって信じられないような1カ月で、夢の中にいるような気分です。まだ、自分の成し遂げたことを実感できていません。皆さん、本当にありがとうございます!

Takuma Sato
Takuma Sato 75
Rahal Letterman Lanigan Racing
全体的に厳しいレースでした。トラフィックに苦戦し、オーバーテイクを狙った走りができず、かえって順位を落としていました。ピットストップでマシンのセッティングを徐々によくしていくことができました。しかし、すでに多くの順位を失っていました。その結果、異なる戦略に切り替え、それがうまくいって8番手までポジションを上げることができました。ところが、最後から2回目のリスタートは少し物議を呼ぶ、問題のあるものになっていました。多くのドライバーたちが急減速し、私はグリーンフラッグが出る前にブレーキを踏まざるを得ませんでした。そして、その時点で既に何台かに抜かれてしまっていました。インディカーがそれらのドライバーたちをフライングと判定しなかったのには驚きました。私はぜひとも、あの時のシーンの映像を見て確認したいと思います。あそこでのポジションダウンは残念でした。そして、最後のリスタートでは一つ順位を取り戻し、結局10位でフィニッシュしました。改めて、チーム全員、そして、ショートプログラムを担当してくれた75号車のクルーたちに心から感謝します。ファンの皆さまや、スポンサーの皆さまの多大なるご支援にも心から感謝いたします。皆さまがいなければ、このレースを戦うことはできません。改めて、心から感謝申し上げます。今日はすばらしい結果を残せず、申し訳ありませんでした。

David Salters
David Salters -
President, HRC US
我々は期待を裏切りませんでした。フェリックスも、MSRも、期待を上回りました! フェリックス・ローゼンクヴィスト選手、Meyer Shank Racing、そしてHRC USのみんな、第110回インディアナポリス500マイルでの優勝、おめでとうございます。多大な努力が実を結びました。これらのチームで懸命に働いて来たすべてのスタッフは、今日成し遂げた優勝を心から誇りに思うべきです。Hondaはインディ500における17回目の優勝を果たしました。これは並外れた偉業と言っていいと思います。私たちはインディアナポリス・モーター・スピードウェイにすばらしい歴史を刻むことができた、そのことに大変感激しています。この勢いをそのままに、デトロイトの市街地コースへと乗り込みましょう!


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