Qualifying
INDY 2026
Round 7

パロウが第110回インディ500のポールポジションを獲得。佐藤は12番グリッドより発進

us Indianapolis Motor Speedway

5月17日(日)、今年で110回目の開催となるインディアナポリス500マイル(インディ500)の予選が行われました。全長2.5マイルのコースを4連続周回してスピードを競う独特の予選では、昨年のインディ500ウイナーで、2021、23、24、25年シリーズチャンピオンのアレックス・パロウ(Chip Ganassi Racing)が、Hondaエンジンを搭載する10号車で、23年以来2回目となるインディ500のポールポジションを獲得しました。

パロウが第110回インディ500のポールポジションを獲得。佐藤は12番グリッドより発進

インディ500の予選は土曜日と日曜日、週末の2日間にわたって行われるのが通例ですが、今年は16日(土)が雨に見舞われて一切の走行ができませんでした。予選2日目の17日(日)は幸いにも快晴に恵まれ、3段階の予選によって決勝レースに向けた33のスターティンググリッドが決定しました。

パロウは前日のクジ引きで遅いアタック順を引き当てており、気温や路面温度の高いコンディションで予選1回目を走らねばなりませんでした。パロウの平均231.155mphという記録は11番手で、なんとか12人で争われる第2ステージへと駒を進めました。トップ12でのパロウは、気温などの条件で不利に陥ることがなく、平均速度を231.665mphに引き上げて2番手に入り、6人で争われるファイナルへと進出。ファスト6では最後から2番目のアタッカーとして走り、もう一段のスピードアップを達成。4周平均232.248mphというすばらしいスピードによってポールポジションを獲得しました。

予選1回目で4周平均232.599mphをマークし、ライバルに差をつけたフェリックス・ローゼンクヴィスト(Meyer Shank Racing)は、トップ12も平均232.065mphで最速となり、ポールポジション候補に名乗りを上げました。しかし、ファスト6での4ラップでは強くなった風の影響を受けたのか、先に走った2回を下回る231.375mphで4番手。2列目内側グリッドから決勝レースに臨むこととなりました。ローゼンクヴィストは昨年も予選でファスト6に進出し、決勝レースでは5番グリッドから4位でフィニッシュしています。

現在21歳で、今年のインディ500出場者の中で2番目に若いキフィン・シンプソン(Chip Ganassi Racing)は、3回目のインディ500で自己ベストとなる予選7番手に食い込みました。08年インディ500のウイナーで、シリーズチャンピオンに6回輝いているスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)はトップ12を戦い、230.347mphで予選11番手につけました。

今年が17回目のインディ500挑戦となる佐藤琢磨(Rahal Letterman Lanigan Racing)は、33人中の26番目のアタッカーとしてコースイン。17年と20年の2回、インディ500で勝っている佐藤の登場にスタンドからは大きな歓声が上がりました。昨年は予選2番手だった佐藤のアタックは注目を集めましたが、マシンに施した高温コンディションへの対策が的確ではなかったため、4ラップの平均は230.995mphにとどまりました。結果はトップ12への進出にあと一歩の予選13番手。予選終了後、他車のペナルティにより、12番手に繰り上がりました。3勝目を狙う決勝レースで、佐藤は4列目外側のグリッドからスタートを切ります。

第110回インディ500の決勝レースは、18日(月)と22日(金)にプラクティスが行われた後、24日(日)に開催されます。


Alex Palou
Alex Palou 10
Chip Ganassi Racing
インディ500のポールポジションを獲得しました。正直に言って、信じられない気持ちです。今朝の走りでも、ファストフライデーの走りでも、私たちのマシンはすごく仕上がっていると感じてはいましたが、最速のマシンにはなっていませんでした。トップ12入りには少し苦戦しました。しかし、チームとHondaが、私たちの必要としていたもののすべてを用意する、すばらしい仕事をしてくれました。ファスト6でのマシンバランスと、アタック1周目のスピードは信じられないほどでした。インディ500を最高のかたちでスタートできました。来週が待ちきれません。

Felix Rosenqvist
Felix Rosenqvist 60
Meyer Shank Racing w/ Curb-Agajanian
インディ500に向けての予選結果は4番手で、少しがっかりしています。今日の私たちのマシンは、ポールポジションを狙えるものだったと思います。最後のアタックでなにが起きたのかは分かりません。クリーンな走りになっていると感じていたのですが、スピードはその前に比べて遅くなっていました。残念ですが、ここからは決勝モードに切り替えます。

Kyffin Simpson
Kyffin Simpson 8
Chip Ganassi Racing
確かな仕事のできた一日でした。ファストフライデーから私たちのマシンはスピードを上げることができました。それは本当にうれしいことです。Chip Ganassi Racingの3人全員がトップ12に進出できたのもよかったと思います。チーム全体が自分たちのパフォーマンスに満足しています。その上、私たちはパロウ選手をポールポジションにつけることに成功しました。私たちのチームの力強さを感じることのできた一日でした。Hondaが大きなパワーを提供してくれて、私たちはそれを活かし、実りある一日にできました。

Takuma Sato
Takuma Sato 75
Rahal Letterman Lanigan Racing
今日の結果にはひどく落胆しました。チームとクルーの全員が懸命になってマシンを準備してくれたことに関してはとても満足しています。ポテンシャルも発揮できましたし、スピードもよかったと思います。しかし、今日のコンディションに合うパッケージングの選択をチーム全体として見誤った結果、マシンは重く感じられ、スピードを完全に引き出すことができませんでした。今後は決勝に向けて強いマシンを作り上げるため、月曜日のプラクティスに集中していきます。

David Salters
David Salters -
President, HRC US
ポールポジションです! Chip Ganassi Racing、HRC US、そして、パロウ選手が神業的な仕事を成し遂げてくれました。これは最高のチームワークのたまものであり、HRC、CGR、そしてHondaパワーで戦う全チームでハードワークを続けてくれている人たち全員に深く感謝します。また、すばらしい走りを実現したMeyer Shank Racingとローゼンクヴィスト選手にもお祝いの言葉と、感謝を表したいと思います。歴史あるインディアナポリス・モーター・スピードウェイで、伝説的なレースであるインディ500のポールポジションを獲得できたのはこの上ない喜びです。ブラボー! さあ、来週の日曜日には、すばらしいレースをお見せしましょう。


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