Race
INDY 2025
Round 12

Hondaがアイオワのレース2で表彰台を独占。パロウは今シーズン7勝目

us Iowa Speedway

7月13日(日)、インディカー・シリーズ第12戦がアイオワ・スピードウェイで開催されました。

Hondaがアイオワのレース2で表彰台を独占。パロウは今シーズン7勝目

アイオワ・スピードウェイはコーン畑に囲まれたショートオーバルコースで、2007年からインディカーによるスリリングなレースが毎年繰り広げられています。今年もアイオワはダブルヘッダーで、前日の土曜日夕方に行われたシリーズ第11戦目のレース1に続き、第12戦目にあたるレース2が13日(日)の日中に開催されました。ポールポジションからスタートしたアレックス・パロウ(Chip Ganassi Racing)が今シーズン7勝目、キャリア18勝目を挙げました。アイオワ・スピードウェイでのレースは厳しい暑さが恒例でしたが、今年はレース1の最高気温が29℃で、日中の開催だったレース2も28℃と、スピードウェイを訪れた大勢のファンは快適なコンディションの中でレース観戦を堪能しました。

2021年に常設ロードコースのバーバー・モータースポーツ・パークでキャリア初優勝を飾ったパロウは、2023年のデトロイトでストリートコースにおける初優勝を飾り、今年のINDY500でスーパースピードウェイにおける初勝利を記録。そして今大会にて、彼はついにショートオーバルでもウイナーとなりました。今シーズンだけでもストリート、ロードコース、スーパースピードウェイ、そして今回のショートオーバルと、パロウはインディカー・シリーズがレースを行う全タイプのコースを制覇。死角のないオールマイティーなインディカー・ドライバーといえる存在になりました。

2位でゴールしたのは6度のタイトル獲得を誇るスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)で、彼らのチームは今シーズン3回目の1-2フィニッシュを達成。ディクソンの総合ランキングも3位に浮上しました。また、マーカス・アームストロング(Meyer Shank Racing)が3位でゴールし、今シーズン初の表彰台を獲得。Hondaは今シーズン初の1-2-3フィニッシュを達成しました。

今季12戦で7勝目を挙げたパロウは、前日のレース1終了時点で105点だった2位とのポイント差を129点に広げ、3年連続4度目のインディカー・シリーズタイトル獲得へ、また一歩前進しました。

今シーズン開幕から10連勝を飾ってきたHondaは、アイオワでのレース1では連勝記録を更新できず、パロウの5位がベストリザルトでした。しかしレース2では予選でフロントローグリッドを独占し、決勝でもパロウとカークウッドが目覚ましい走りをみせて、275周のうちの203周でリードラップを記録し、今シーズンの11勝目をマーク。マニュファクチャラーポイントでライバルを208点リードしています。

次戦は、カナダの大都市トロントのダウンタウンのストリートコースで、現地時間7月20日(日)に決勝が開催されるシリーズ第13戦オンタリオ・Hondaディーラーズ・インディ・トロントです。


Alex Palou
Alex Palou 10
Chip Ganassi Racing
ナンバーワンです! そして、ショートオーバルでの私の初勝利です。ポールポジションからスタートし、多くのリードラップを記録でき、すばらしい一日となりました。さらに、チームにとっての1-2フィニッシュだけでなく、今年初めてHonda1-2-3フィニッシュができたことも、大きな意味があります。今日の私たちは必要なパワーを持っていました。最後のイエローで少し助けられはしましたが、その時点ですでに3番手でしたから。次のレースが待ちきれません。

Scott Dixon
Scott Dixon 9
Chip Ganassi Racing
すばらしい一日でした。昨日のレースは私たちにとっては少し難しいものとなり、マシンのすべてを変更する必要に迫られました。バンクの上の方のラインでの走りが苦しかったため、レース1をテストセッションのようにして、マシンの調整に充てました。そして、今日のレースではHondaとHRCのおかげで燃費が驚異的によく、思い通りの戦略を採ることができました。そうした戦略オプションを常に持っていられるのは大切です。今日は本当にうまくいきました。優勝したアレックス、そしてHondaに、おめでとう!

Marcus Armstrong
Marcus Armstrong 66
Meyer Shank Racing w/ Curb-Agajanian
うれしい結果です。この2日間とも燃費セーブをしながらの戦いを展開し、今日のレースの最後でタイミングよくイエローが出て、これを活用することができました。2人のHondaドライバー、アレックスとスコットに続いて3位でのゴールを達成しました。いま、私たちは勢いに乗っています。今日のレースでカーナンバー66のピットクルーたちがすばらしい作業をしてくれたことに感謝です。

Kelvin Fu
Kelvin Fu -
Vice President, HRC US
ここアイオワでHondaはすばらしい1-2-3フィニッシュを達成しました。このコースでの勝利は2018年以来です。ビクトリーレーンに返り咲くべく、私たちはショートオーバルのパッケージ改善に懸命に取り組んできました。HRCのみんなが、あきらめることなくプッシュし続けてくれたおかげです。今日の結果は、すばらしいドライビングと戦略、そして、卓越した燃費のコンビネーションによって手に入れられたと思います。スコットとマーカスの見事な好結果とアレックスが卓越したシーズンを継続できていることに感謝しています。


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