パロウがHRCカラーのマシンでポールポジションから今季3勝目。ヴィーケイが4位フィニッシュ
5月4日(日)、アメリカ南部アラバマ州バーミングハム郊外の美しいサーキット、バーバー・モータースポーツ・パークで開催されたインディカー・シリーズ第4戦で、アレックス・パロウ(Chip Ganassi Racing)が2位以下に16秒以上の大差をつける圧倒的な勝利を飾りました。2021年、23年、24年のシリーズチャンピオンであるパロウは、シーズン開幕からの4戦で優勝3回、2位1回という見事な戦績でライバル勢を突き放すスタートダッシュを決めています。Hondaは開幕から4戦連続優勝を果たしました。

高速から低速までさまざまなコーナーを持ち、アップダウンも激しい全長2.3マイルのバーバー・モータースポーツ・パークは、スペイン出身のパロウが2021年にインディカーでの初勝利を挙げた、彼にとって思い出深いサーキットです。今シーズン、ポイントリーダーとしてアラバマ戦を迎えた彼は、HRCのトリコロールのスペシャルカラーリングが施されたマシンを駆り、予選で見事にポールポジションを獲得しました。
レースは好天の下、気温が20℃ほどという快適なコンディションでスタート。ポールからのスタートでトップを守ったパロウは、序盤から2番手以下との差を着実に広げ、フルコースコーションが一度も出されないハイスピードのレースを制しました。大きなリードを築き、余裕を持ったパロウは、ライバル勢の動向を見ながら自身のタイヤ戦略を決定し、ピットストップ時以外はトップを走り続け、81周のリードラップを記録してゴールまで走りきりました。この勝利によってパロウのポイントリードは、第3戦終了時の34点から60点に広がりました。3年連続、自身4回目となるチャンピオンシップの栄冠獲得へ向け、パロウは邁進しています。
90周で争われたレースでは、リナス・ヴィーケイ(Dale Coyne Racing)もすばらしい走りをみせました。インディカーで1勝を挙げているオランダ出身の24歳は、移籍4戦目にして予選5番手に入り、レースでも上位にポジションを保ち続け、強豪たちとのバトルを戦い抜いて3位とわずか0.333秒差の4位でゴールしました。
シーズン序盤の4戦で3勝を挙げたことにより、パロウは彼が掲げるもう一つの大きな目標に向けて大きな勢いを手にしました。今月末に開催されるインディアナポリス500マイルレース(INDY500)での初勝利を目指す彼と彼のチームは、ライバル勢に対して持つ優位性を確認し、新たなモチベーションを得ています。
第109回の開催となる世界で最も長い歴史を誇るINDY500は、5月25日(日)に決勝レースが行われます。その前に、第5戦グランプリ・オブ・インディアナポリスが、インディアナポリス・モーター・スピードウェイのロードコースで5月10日(土)に開催されます。

ナンバーワン! 最高の気分です! HRCのカラーリングはコース上での見栄えがすばらしかっただけでなく、ビクトリーレーンではより一層輝いて見えました。ポールポジションを獲得し、レース運びも完璧でした。私たちのペースは本当によく、タイヤと燃料セーブで正しい戦略を採用するよう努めました。そして、私たちは目標を達成しました。HondaとChip Ganassi Racingにとって上々のシーズンスタートが切れています。この勢いをインディでも保ち続けていきたいと思います。
ナンバーワン! 最高の気分です! HRCのカラーリングはコース上での見栄えがすばらしかっただけでなく、ビクトリーレーンではより一層輝いて見えました。ポールポジションを獲得し、レース運びも完璧でした。私たちのペースは本当によく、タイヤと燃料セーブで正しい戦略を採用するよう努めました。そして、私たちは目標を達成しました。HondaとChip Ganassi Racingにとって上々のシーズンスタートが切れています。この勢いをインディでも保ち続けていきたいと思います。

とてもいいレースで、大いに楽しむことができました。第2スティントの終盤にチームが絶妙な判断を下したことにより、私たちはコース上にとどまって燃料をセーブし、ピットストップ前後のラップタイムを非常に早いものにできました。温まっていないタイヤでウィル・パワー選手(シボレー)を封じ込めたあのバトルは、本当に激しいものでとても楽しい時間を堪能しました。カーナンバー18をつける私たちのマシンは、信じられないほど速かったと思います。表彰台フィニッシュを懸けた戦いに必要なツールを用意してくれたDale Coyne RacingとHondaに感謝します。5月は申し分のないスタートを切ることができました。来週からのインディアナポリスが待ちきれません。今週よりすばらしい時間になることを願っています。
とてもいいレースで、大いに楽しむことができました。第2スティントの終盤にチームが絶妙な判断を下したことにより、私たちはコース上にとどまって燃料をセーブし、ピットストップ前後のラップタイムを非常に早いものにできました。温まっていないタイヤでウィル・パワー選手(シボレー)を封じ込めたあのバトルは、本当に激しいものでとても楽しい時間を堪能しました。カーナンバー18をつける私たちのマシンは、信じられないほど速かったと思います。表彰台フィニッシュを懸けた戦いに必要なツールを用意してくれたDale Coyne RacingとHondaに感謝します。5月は申し分のないスタートを切ることができました。来週からのインディアナポリスが待ちきれません。今週よりすばらしい時間になることを願っています。



