ディクソンがアイオワのショートオーバルで4位フィニッシュ
7月13日(土)、インディカー・シリーズ第10戦がアイオワ・スピードウェイで行われました。このサーキットは北米大陸のほぼ中央、アイオワ州ニュートンにあるコース全長0.875マイル(約1.4km)のショートオーバルです。2007年からインディカーのレースを開催しており、コロナウィルスの影響で開催されなかった21年を除き、20年からはダブルヘッダーが行われています。
毎年非常に暑いコンディションで行われるアイオワでのレースですが、今年は気温が31℃で風もあり、快適といえるコンディションで19時にスタートが切られました。
コースレコードを更新してポールポジションを獲得したコルトン・ハータ(Andretti Global w/ Curb-Agajanian)は、レーススタートから86周をリードしましたが、最初のピットストップで2番手にポジションを落としてしまいました。さらに、2回目のピットストップの最中にフルコースコーションが出される不運に見舞われ、リードラップの最後尾にまで後退。しかし、ハータはそこから目覚ましい追い上げをみせ、11位でゴールしました。
250周の高速バトルの末、Honda勢ではスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)が予選5番手から4位に順位を上げてフィニッシュ。カイル・カークウッド(Andretti Global)は予選20番手から7位と大きく順位を上げてゴールしました。そのほかHonda勢では、マーカス・エリクソン(Andretti Global)が9位、マーカス・アームストロング(Chip Ganassi Racing)が10位に入り、トップ10フィニッシュを果たしています。
ポイントリーダーとしてダブルヘッダーを迎えたアレックス・パロウ(Chip Ganassi Racing)はアクシデントに見舞われて23位という結果でしたが、総合ランキングでは2番手に37点差をつけてトップを守りました。