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INDY 2024
Round 10

ディクソンがアイオワのショートオーバルで4位フィニッシュ

us Iowa Speedway

7月13日(土)、インディカー・シリーズ第10戦がアイオワ・スピードウェイで行われました。このサーキットは北米大陸のほぼ中央、アイオワ州ニュートンにあるコース全長0.875マイル(約1.4km)のショートオーバルです。2007年からインディカーのレースを開催しており、コロナウィルスの影響で開催されなかった21年を除き、20年からはダブルヘッダーが行われています。

ディクソンがアイオワのショートオーバルで4位フィニッシュ

毎年非常に暑いコンディションで行われるアイオワでのレースですが、今年は気温が31℃で風もあり、快適といえるコンディションで19時にスタートが切られました。

コースレコードを更新してポールポジションを獲得したコルトン・ハータ(Andretti Global w/ Curb-Agajanian)は、レーススタートから86周をリードしましたが、最初のピットストップで2番手にポジションを落としてしまいました。さらに、2回目のピットストップの最中にフルコースコーションが出される不運に見舞われ、リードラップの最後尾にまで後退。しかし、ハータはそこから目覚ましい追い上げをみせ、11位でゴールしました。

250周の高速バトルの末、Honda勢ではスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)が予選5番手から4位に順位を上げてフィニッシュ。カイル・カークウッド(Andretti Global)は予選20番手から7位と大きく順位を上げてゴールしました。そのほかHonda勢では、マーカス・エリクソン(Andretti Global)が9位、マーカス・アームストロング(Chip Ganassi Racing)が10位に入り、トップ10フィニッシュを果たしています。

ポイントリーダーとしてダブルヘッダーを迎えたアレックス・パロウ(Chip Ganassi Racing)はアクシデントに見舞われて23位という結果でしたが、総合ランキングでは2番手に37点差をつけてトップを守りました。


Scott Dixon
Scott Dixon 9
Chip Ganassi Racing
マシンの状態はスタートからとてもよかったのですが、今日はさまざまなトラブルに見舞われました。前戦のミッドオハイオに続いてハイブリッドシステムが働かなくなり、最後のピットストップではギアが1速に入らなかったために2番手のポジションを失いました。その後のリスタートではマシンのハンドリングがなぜかオーバーステアになっており、できるだけコーナーの奥深くまで突っ込んでポジションを保とうとしたのですが、表彰台を逃すこととなりました。それでも、これだけいろいろなことがありながら4位でフィニッシュできたのは、決して悪くない結果だと思います

Kyle Kirkwood
Kyle Kirkwood 27
Andretti Global
私たちはアイオワでもすばらしい一日を過ごし、結果を出すことができました。レース序盤は大変苦しい戦いでしたが、マシンを調整し、高い競争力を備えたものに変えることができました。もっと上位にも食い込めたかもしれませんが、今日は後方からのスタートでしたから、7位で終えられて満足しています。私たちが今日、非常にいい走りができたことをうれしく思います。ピットストップも速く、作戦は的確でした。多くのことが私たちにとっていい方に進み、トップ10フィニッシュを達成できました


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