Practice 1
INDY 2023
Round 6

タイミングの悪い雨により、プラクティス初日は走行なしに

us Indianapolis Motor Speedway

第107回インディアナポリス500マイルのプラクティスが今日からスタートするはずでした。午前中に1時間と、午後に3時間と、たっぷり走行時間が設けられていましたが、インディアナポリスは朝から小雨が降り続けましていた。

タイミングの悪い雨により、プラクティス初日は走行なしに

正午を前に雨が弱まり、オフィシャルによる乾燥作業も功を奏し、午後2時前には走行可能なコンディションが確保できる見込みとなり、出場チームの多くがマシンをガレージからピットへと運び入れました。
しかし、あと少しでグリーンフラッグというときに雨が降り出したため、マシンはガレージへと戻され、午後4時にインディカーは、今日は走行を行われないことを発表しました。
今日走行がゼロに終わったことの影響を受け、明日のスケジュールには変更が加えられました。午前10時から出場全車にインストレーションラップを行うチャンスが与えられ、その後がルーキーテストを唯一通っていないドライバーのための走行時間。そして、正午からはエントリーしている全車が走行可能なプラクティスが、夕方6時までノンストップで開催されます。走行初日となるはずだった今日は、気温が16~17℃と肌寒いコンディションでしたが、明日、水曜日は日中の最高気温が23℃まで上がるとの予報が出されています。明日は全チームが走行時間帯をフルに活用し、多くの周回を走り込んでデータ収集に努める、忙しい1日になると見られます。


Takuma Sato
Takuma Sato 11
Chip Ganassi Racing
今日はマシンをチェックするためのインストレーションラップぐらいは走りたかったですね。Chip Ganassi Racingは準備がしっかりしており、そのような心配は必要ないかもしれませんが、何かがあったら今日のうちに対策し、明日は最初から思いきり走ることができますから。今日のコンディションは涼し過ぎだったため、あまり参考になるデータを集めることはできなかったかもしれません。明日は、4月に行われた合同テストで得られたデータをもとにしたマシンセッティングで走り始め、コンディションに合わせて変更を重ね、エンジニアたちの用意したプログラムもこなして行きます。金曜日がまた雨の可能性もあるので、天候も考慮しながら走行を重ねて行くことになるでしょう 

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