渡辺康治HRC社長のTokyo Auto Salon スピーチ内容
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渡辺康治HRC社長のTokyo Auto Salon スピーチ内容

2025年01月10日午前、株式会社ホンダ・レーシングの渡辺康治社長は記者会見で以下を発信しました

●F1

昨年、F1世界選手権においては、マックス・フェルスタッペン選手がドライバーズタイトル4連覇という偉業を達成しました。決して優勢とは言えない状況の中でも最後まで諦めずに勝ちをもぎ取る彼の姿には大変胸を打たれました。レースは人々に感動を届けることができる。その思いを新たにし、我々HRCも高い目標にチャレンジを続け、勝利を勝ち取って、記憶に残るような感動をお届けしたいと思います。


●SUPER FORMULA

F1に次ぐ速さを誇る日本のスーパーフォーミュラでは牧野任祐選手と太田格之進選手が各々2勝ずつを挙げ、DOCOMO TEAM DANDELION RACINGがチームタイトルを獲得しました。また、惜しくも2位にとどまりましたがチーム・無限の野尻智紀選手が牧野選手らとともに、最後まで熱い戦いを見せてくれました。

一方、スーパーフォーミュラで3回という過去最多のタイトル獲得数を誇る山本尚貴選手がスーパーフォーミュラからの卒業を発表しました。山本選手のいたPonos Nakajima Racingには、23年のHonda Racing eMS決勝大会の優勝者であるイゴール・フラガ選手が新たに加入します。山本選手には改めてこれまでのスーパーフォーミュラでの貢献に感謝すると同時に、SUPER GTでの今後のさらなる活躍を期待したいと思います。


●SUPER GT

そのSUPER GTのGT500クラスでは、昨年は、それまでのNSXに替えて CIVIC TYPE R-GTを投入しました。 ダウンフォースとドラッグの空力特性が大きく異なる車体に切り替えた初年度ながら、チャンピオンシップ争いに最後まで食い込む活躍を見せてくれました。今年はさらに速さに磨きをかけ、チャンピオン獲得を目指します。

また新たに小出峻選手がAstemo REAL RACINGからSUPER GTに参戦します。


●若い才能の活躍

その小出峻選手は昨年、スーパーフォーミュラ・ライツの年間タイトルを獲得しました。また、FIA F4選手権では野村勇斗選手がタイトルを獲得。フランスF4では加藤大翔選手がタイトルを獲得しております。このように、ホンダ・レーシング・スクール出身の選手が日本と世界で能力を開花させています。

また、スーパーフォーミュラでルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得した岩佐歩夢選手は、スーパーフォーミュラへの参戦を続けながら、いつF1でチャンスが巡ってきても戦える準備をしていきます。

また太田格之進選手が今季、北米のIMSAスポーツカー選手権のうち、今月末のデイトナ24時間や、ワトキンスグレン、そしてインディアナポリス戦にAcura ARX-06で参戦します。

若い才能を世界へと開花させていく取り組みを今後も加速させていきます。


●eモータースポーツ

こうした若き才能を育んできたのがホンダ・レーシング・スクール・鈴鹿ですが、そこで使われていたフォーミュラカーのモノコックを流用し、eモータースポーツ用のシミュレーターを開発しています。 本物のフォーミュラカーのコクピットで、eゲームを通じてリアルレースの醍醐味を楽しむことができます。実際に角田選手や岩佐選手らが使ったマシンです。今日も会場に試作品を持ってきておりますので、是非皆さんお時間あればお試しください。 


●パーツ開発

スーパー耐久では、昨年は誰にでも乗りやすいレースカーをテーマにドライバビリティの向上に務めました。今年は新しい目標として将来の市販車にも活用できる技術をS耐の場で磨くこととし、その為に最適な体制を構築した上でCIVIC TYPE RでST-Qクラスに参戦する予定です。また、アメリカではHRCブランドのパフォーマンスパーツの開発も始まりました。これまで企画フェーズであった、HRCブランドのパフォーマンスパーツが既にビジネス構築フェーズに入り、現在、開発も含めて取り組んでいます。


●F1

そうした中、北米のレース会社のホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント (HPD) をHRC USにしたことに続き、昨年はHRC UKをイギリスに設立し、2026シーズンのアストン・マーティン F1チームとの新しいパートナシップに向けて準備を整えています。今年はRed BullとのF1でのパートナシップの締めくくりの年となります。2018年にトロ・ロッソへパワーユニット供給を開始、2019年からはRed Bullにも供給を拡大し、その年のオーストリア戦でフェルスタッペン選手がHonda パワーユニットに勝利をもたらしました。あの時の感動は今も忘れられません。

ここで、レッドブルレーシングのクリスチャン・ホーナー代表からメッセージが届いているので、皆さん、ご覧ください。




Hondaではレースを、人と技術を磨く道場だと考えています。 最高峰レースであるF1のパワーユニットは、先進的な技術で世界最高水準のエネルギー効率を達成しています。高い技術目標に挑むチャレンジ精神と情熱は、Hondaの市販車にも共通するものです。実際に多くのHRC技術者が量産開発の経験者であり、今の量産開発の中にもF1開発経験者がたくさんいます。 レースはHondaのDNAであり、レースで磨きあげられた技術とチャレンジングスピリットをここにある展示車から、感じて頂ければ嬉しく思います。


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