【6時間経過】Honda HRCがトップをキープ。SDG Team HARC-PRO. Hondaが表彰台を争う
4時間が経過したところで、Honda HRC(高橋巧、ヨハン・ザルコ)はザルコから高橋へと交代。3回目のスティントとなった高橋ですが、変わらず2分7秒台ペースで周回を重ねます。

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2番手を走るYAMAHA RACING TEAM(ヤマハ)のアンドレア・ロカテッリも同じく7秒台で走行しますが、その差は40秒以上と変わらず。Honda勢の上位は、3番手にSDG Team HARC-PRO. Honda(名越哲平、國井勇輝、阿部恵斗)の阿部、5番手にTeam ATJ with docomo business(岩田悟、鈴木光来、國峰啄磨)の國峰、10番手にはHonda Asia-Dream Racing with Astemo(ナカリン・アティラットプワパット、アズロイ・ハキーム・アヌア、モハメド・ザクワン・ビン・ザイディ)のザイディが入っていました。
トップ2の速さは特筆すべきもので、2分7、8秒台のペースでコンスタントに周回を重ねて、2分10秒台で走る3番手以降を突き放していきます。
128周目、YAMAHA RACING TEAMはロカテッリからジャック・ミラーに交代してコースイン。SDG Team HARC-PRO. Hondaは阿部から名越へ、Team ATJ with docomo businessは國峰から鈴木へ、次々とライダー交代が行われました。
高橋は139周目にピットへ向かい、ザルコに交代。トップのままコースに復帰します。2番手にはミラー、3番手には名越、4番手にYOSHIMURA SERT Motul(スズキ)の渥美心、5番手に鈴木というトップ5となります。
気温は33℃と暑いままでしたが、やや日差しが和らいだことで路面温度は53℃と下がりました。ザルコは一時2分11秒台にペースを落とし、その間にミラーが2分7秒台で周回して、40秒以上あった差は20秒強まで縮まります。しかし、ザルコは数周後に2分9秒台、さらに2分7秒台までタイムを上げて、再びその差を広げていきました。
146周目に名越がピットイン、國井へと交代します。このタイミングで渥美が3番手、鈴木が4番手となります。國井は2分8秒台を記録しながら追い上げ、鈴木の背後に迫ります。
155周目、YAMAHA RACING TEAMはミラーから中須賀克行へと交代。ザルコは2分6秒895のファステストラップを記録して、中須賀を突き放します。鈴木は岩田と交代し、4番手には國井が浮上しました。
160周目、トップのHonda HRCと同一周回を走るのはYAMAHA RACING TEAMだけとなり、3番手以下は2ラップ遅れとなります。
6時間経過時点で、トップのHonda HRCは昨年を2周上回る166周を消化。4番手のSDG Team HARC-PRO. Honda、5番手のTeam ATJ with docomo business、10番手のHonda Asia-Dream Racing with Astemoまで、Honda勢がトップ10以内に4台入り、レースは残り2時間となりました。
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