【4時間経過】Honda HRCがリードを40秒以上に広げる
2時間が経過して55周目、Honda HRC(高橋巧、ヨハン・ザルコ)は2回目のライダー交代を終えて、高橋がトップのままコースイン。上位勢は2番手にYAMAHA RACING TEAM(ヤマハ)のジャック・ミラー、3番手にYART - YAMAHA(ヤマハ)のジェイソン・オハロラン、4番手にはSDG Team HARC-PRO. Honda(名越哲平、國井勇輝、阿部恵斗)の名越が続きます。

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61周目、オハロランがシケインで転倒してピットへと戻り、トップ争いから脱落。6番手を走っていたAstemo Pro Honda SI Racing(野左根航汰、荒川晃大、山中琉聖)の荒川もトラブルでピットインするなど、上位陣にアクシデントが相次ぎます。
14時を過ぎて路面温度がさらに上昇する中でも、高橋とミラーは2分7秒台の周回で、3番手以下を引き離していきます。70周目、高橋とミラーとの差は13秒000。73周目には名越がピットインして、國井がコースに送り出されました。そこから各チームがライダー交代のため、ピットへの出入りが激しくなります。長時間にわたってピットインしていたF.C.C. TSR Honda Franceと、Astemo Pro Honda SI Racingは残念ながらコースにマシンを戻せず、リタイアとなりました。
77周目、2分8秒台で周回を重ねるトップの高橋と2番手のミラーとの差は14秒180となります。ミラーは中須賀克行(ヤマハ)へと交代し、2番手のままコースへ復帰。高橋は82周目にピットへ向かい、ザルコと交代しました。
トップのままザルコはコースイン、85周目にはザルコと中須賀との差は30秒360と広がります。3番手には國井、4番手にSDG-DUCATI Team KAGAYAMA(ドゥカティ)のマルセル・シュロッタ―がつけますが、シュロッタ―は転倒し緊急ピットイン。5番手にはTeam ATJ with docomo business(岩田悟、鈴木光来、國峰啄磨)の岩田、7番手にHonda DREAM RT 桜井ホンダ(伊藤和輝、日浦大治朗、ジョシュア・ブルックス)の伊藤がつけました。
2番手の中須賀が2分8秒台で周回するのに対し、ザルコは2分7秒台のハイペースで徐々にその差を広げていきます。3番手の國井は安定したペースでポジションをキープし、98周目には阿部へとライダー交代しました。
100周を消化し、ザルコのトップは変わらず、2番手の中須賀との差は42秒138まで拡大。3番手には岩田が浮上し、阿部は5番手、伊藤が6番手を走ります。
Team ATJ with docomo businessは岩田から國峰へとライダー交代。YAMAHA RACING TEAMも中須賀からアンドレア・ロカテッリへと交代し、ピットの動きが増えていく中でザルコは2分7、8秒台をキープして走り続けました。
107周目、7番手を走行していた日浦がシケインで転倒し、上位争いから離脱してしまいます。ザルコは110周をクリアし、4時間ちょうどというタイミングで高橋に交代。
4時間を経過してのトップ3はHonda HRC、YAMAHA RACING TEAM、SDG Team HARC-PRO. Hondaという布陣。Honda勢は5番手にTeam ATJ with docomo business、7番手にHonda Asia-Dream Racing with Astemo(ナカリン・アティラットプワパット、アズロイ・ハキーム・アヌア、モハメド・ザクワン・ビン・ザイディ)がつけています。
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