Race After 2 Hours
EWC 2025
Round 3

【2時間経過】Honda HRCが約10秒差でレースをリード

jp Suzuka Circuit

鈴鹿サーキット(三重県)で8月3日(日)に「2025 FIM世界耐久選手権“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第46回大会(以下、鈴鹿8耐)」の決勝が行われました。

【2時間経過】Honda HRCが約10秒差でレースをリード

各時間ごとのレポートはこちら
2 Hours Report | 4 Hours Report | 6 Hours Report | Final Report


最高気温は35℃と猛暑が予想され、朝から強い日差しが照り付ける中で、8時30分から45分間のウォームアップが行われました。Honda HRC (高橋巧、ヨハン・ザルコ)は2分8秒300で14番手タイムをマーク。Honda勢の最上位はSDG Team HARC-PRO. Honda(名越哲平、國井勇輝、阿部恵斗)で、2分7秒200を記録して3番手となりました。

決勝は11時30分、伝統のル・マン式によってスタートが切られ、ポールポジションから飛び出した高橋がホールショット。しかし、4番手から好スタートを切った國井がS字でしかけ、逆バンクで高橋をパスして首位に立ちます。オープニングラップを制したのは國井で、2番手に高橋。3番手にYOSHIMURA SERT Motul(スズキ)のグレッグ・ブラック、4番手にAstemo Pro Honda SI Racing(野左根航汰、荒川晃大、山中琉聖)の野左根、5番手にTeam ATJ with docomo business(岩田悟、鈴木光来、國峰啄磨)の岩田、6番手にYAMAHA RACING TEAM(ヤマハ)の中須賀克行となりました。

國井の後ろでペースを守っていた高橋は、14周目に國井を捕らえて首位に立ちます。高橋は2分7秒台にタイムアップし、2分8秒台で周回する國井との差を拡大。20周目には3秒941差となりました。

24周目に國井がピットインして阿部と交代。Team ATJ with docomo businessは岩田から國峰へ交代しました。ライダーたちが慌ただしく1回目のピットインを行う中、高橋は2分7秒台のハイペースを維持しながら首位を走り続けます。26周目には中須賀がピットインし、アンドレア・ロカテッリ(ヤマハ)に交代。高橋もピットインし、ザルコに引き継ぎました。

27周目、ザルコはトップのままコースイン。EWCレギュラーチームのF.C.C. TSR Honda France(アラン・テシェ、コロンタン・ペロラーリ、羽田太河)のテシェはマシントラブルのためか、イレギュラーなピットインを行いました。

30周目にはザルコ、2番手のロカテッリは2分7秒台にペースアップ。3番手の阿部は2分8秒台の安定したペースで単独走行となります。45周目、ザルコは高橋が築いたリードをさらに広げて、2番手のロカテッリとの差を14秒531とします。後方では國峰が5番手に浮上してきました。

48周目には2回目のライダー交代が始まります。51周目には2番手のYAMAHA RACING TEAMがピットインし、ロカテッリからジャック・ミラー(ヤマハ)へと交代します。ザルコはCBR1000RR-R FIREBLADE SPの燃費のよさを活かして走行を継続し、54周目にピットイン。Honda HRCは給油、タイヤ交換を含め42秒と他を圧倒する速さのピットワークで高橋をコースへ送り出しました。

2時間を経過して、トップ3はHonda HRC、YAMAHA RACING TEAM、YART - YAMAHA(ヤマハ)というオーダー。Honda勢の上位は4番手にSDG Team HARC-PRO. Honda、7番手にTeam ATJ with docomo business、8番手にAstemo Pro Honda SI Racing、12番手にHonda DREAM RT 桜井ホンダ、14番手に Honda Asia-Dream Racing with Astemoが位置しています。


HRC公式Instagramで最新情報をチェック!
https://www.instagram.com/hondaracingcorporation/



レポート公開日
戻る