グローバル

CR ELECTRIC PROTOが好調な滑り出しでデビューを飾る

10月28日(土)、全日本モトクロス選手権第8戦の予選がオフロードヴィレッジで行われました。CR ELECTRIC PROTOを駆るTeam HRCのトレイ・カナードは好調なスタートを切り、Hondaの電動バイクが公式戦デビューを飾りました。

CR ELECTRIC PROTOが好調な滑り出しでデビューを飾る

Hondaの電動プロトタイプ・オフロードマシンが最高峰クラスのIA1にスポット参戦し、初日ながら熱戦を繰り広げ、両セッションで速さを証明しました。

現在アメリカン・ホンダモーターでチームアドバイザーを務めるカナードは、フリー走行(FP)で2番手タイムを記録しました。

午後の予選では5番手でフィニッシュし、CR ELECTRIC PROTOの初日は成功に終わりました。

明日の決勝は全3ヒートが行われます。

 

トレイ・カナード #41 CR ELECTRIC PROTO

「全体的にいい一日でした。自分やマシンがどの位置で戦えるのか、事前に分からない部分がありましたが、FPではいいタイムで走ることができ、予選は24番手からいいスタートができました。

明日の決勝ではライディングで改善できる部分がいくつかあり、マシンもコースに合うように調整する予定です。CR ELECTRIC PROTOでレースをするのが楽しみですし、ここでの経験がマシンの開発に役立ちます。現役を退いて久しいですが、レースに復帰できてうれしいです。

この1カ月で開発チームがマシンを仕上げてくれたので、非常に楽しい経験ができています」

 

本田太一 Team HRC チームマネージャー

「CR ELECTRIC PROTOの初日を問題なく終えることができ、マシンのパフォーマンスを確認できてとてもうれしいです。Hondaにとって、初めての電動マシンでの本格的なレース参戦です。Hondaの新たな取り組みが日の目を見たことは喜ばしいです。

プロトタイプマシンなので、今日の走行では小さな問題もいくつか見つかりました。レース環境で実戦テストができる機会を活かしたいです。

このプロジェクトに関わったすべての人に感謝します。レース結果よりも、CR ELECTRIC PROTOをテストしてさらなる開発につなげることが重要ですが、今日のパフォーマンスは力強く、いい結果も残せました。明日の決勝で走るのが楽しみです」


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