大会名：本田宗一郎杯 Honda エコ マイレッジ チャレンジ 2025 第44回 全国大会
開催日：2025年10月11日(土) 練習走行、12日(日)決勝
開催場所：モビリティリゾートもてぎ(栃木県芳賀郡茂木町)
主催：本田技研工業株式会社
協賛：株式会社モトリティ
後援：公益社団法人 全国工業高等学校長協会、一般社団法人 全国高等専門学校連合会、
日本私立中学高等学校連合会、茂木町、茂木町教育委員会、ホンダ自動車販売店協会
天候：晴れ

“本田宗一郎杯 Honda エコ マイレッジ チャレンジ 2025 第44回 全国大会” を開催しました。

この大会は、1リットルのガソリンで何キロメートルを走ることができるか、燃費の限界にチャレンジする競技会です。参加チーム各々が、創造力を駆使し挑戦する科学のモータースポーツとして、1981年に第1回大会が鈴鹿サーキットで開催されました。以来、全国各地の中学校や高等学校、高専、専門学校、大学や、社会人のチームが毎年多数参加しています。
わずか一滴のガソリンも無駄にしない体験を通じ、限りある資源の大切さを体感し、またさまざまな問題や課題を創意工夫とチャレンジ精神、チームワークで克服していく貴重な研さんの機会として広く社会に認知されています。

今年は、計222チームがエントリー。
競技は、モビリティリゾートもてぎのオーバルコースを、規定時間内に平均速度25km/h以上で7周(16,389.68m)を、2人乗りクラスと二輪車クラスは3周(6,856.72m)を走行後、ガソリンの消費量を計測し燃費を算出します。参加車両の搭載エンジンは、スーパーカブ等に搭載されているHonda4ストローク50ccがベースとなっています。(ニューチャレンジクラスのみHonda4ストローク50cc以上150cc以下)

本大会では昨年よりカーボンニュートラル燃料を導入し、90チームが参戦しました。
また、来年から新設いたします電動二輪車クラスに先駆け、公式車両となるEM1 e:とMPPを搭載したエコラン競技車両を、エキシビション走行＆車両展示を行いました。
練習走行日は雨天により中止となりましたが、決勝日は青空が広がり走行日和となりました。

CNグループIの中学生クラスには、合計6チームがエントリー。
｢あきる野市立東中学校Team-A」が、721.071 km/Lで優勝しました。
2位には「ららぽーと筑摩野」が、471.325 km/Lの記録で続きました。

グループIの中学生クラスには、合計9チームがエントリー。
｢東京都市大付属中高自動車部中学C」が、848.208 km/Lで優勝しました。
2位には「NEXT筑摩野」が、740.782 km/Lの記録で続きました。

CNグループⅡの高校生クラスには、合計32チームがエントリー。
｢千葉県立下総高等学校自動車部B」が、1671.401 km/Lで優勝しました。
2位には「浜松城北工業高校　省エネ研究部Ａ」が、1420.316 km/Lの記録で続きました。

グループⅡの高校生クラスには、合計51チームがエントリー。
｢千葉県立下総高等学校自動車部A」が、1831.073 km/Lで優勝しました。
2位には「栃木県立矢板高等学校 A」が、1163.188 km/Lの記録で続きました。

CNグループⅢの大学・短大・高専・専門学校生クラスには、合計13チームがエントリー。
｢八戸高専自動車工学部NP号Ⅴ」が、1433.170 km/Lで優勝しました。
2位には「静岡工科自動車大学校Ａチーム」が、1086.554 km/Lの記録で続きました。

グループⅢの大学・短大・高専・専門学校生クラスには、合計25チームがエントリー。
｢八戸高専自動車工学部NP号Ⅳ」が、1476.247 km/Lで優勝しました。
2位には「名城大学　SPICA」が、1234.143 km/Lの記録で続きました。

CNグループⅣの一般クラスには、合計17チームがエントリー。
｢チームファイアボール」が、2118.599 km/Lで優勝するとともに、
カーボンニュートラル燃料全クラスの最優秀賞「本田宗一郎杯」を獲得しました。
2位には「省エネ研究会」が、1660.449 km/Lの記録で続きました。

グループⅣの一般クラスには、合計15チームがエントリー。
｢水曜クラブ」が、2565.786 km/Lで優勝するとともに、
ハイオク燃料クラスでは最後となる最優秀賞「本田宗一郎杯」を獲得しました。
2位には「TEAM POLARIS」が、2060.339 km/Lの記録で続きました。

CNニューチャレンジクラスは「栃木県立矢板高等学校 B」が、
1165.522 km/Lの記録で優勝しました。
2位には「長野県工科短大Z」が、747.888 km/Lの記録で続きました。

ニューチャレンジクラスは「EM長野TeamRising」が、729.830 km/Lの記録で優勝しました。
2位には「神奈川県立平塚工科高等学校　社会部」が、543.436 km/Lの記録で続きました。

2人乗りクラスは、「富士エコラン・チーム令和７」が、826.098 km/Lの記録で優勝しました。
2位には「projectC」が、210.911 km/Lの記録で続きました。

CN二輪車クラスには、合計17チームがエントリー。
｢Little Cubs」が、242.352 km/Lで優勝しました。
2位には「Super Cub's+水戸藩」が、221.860 km/Lの記録で続きました。

二輪車クラスには、合計25チームがエントリー。
｢目代一家」が、233.625 km/Lで優勝しました。
2位には「横浜テクノオート専門学校　3号車」が、186.663 km/Lの記録で続きました。

CNグループI (中学生クラス、エントリー台数6台)

グループI (中学生クラス、エントリー台数9台)

CNグループⅡ (高校生クラス、エントリー台数32台)

グループⅡ (高校生クラス、エントリー台数51台)

CNグループⅢ (大学・短大・高専・専門学校生クラス、エントリー台数13台)

グループⅢ (大学・短大・高専・専門学校生クラス、エントリー台数25台)

CNグループⅣ (一般クラス、エントリー台数17台)

グループⅣ (一般クラス、エントリー台数15台)

CNニューチャレンジクラス(エントリー台数2台)

ニューチャレンジクラス(エントリー台数3台)

CN2人乗りクラス(エントリー台数3台)

※完走無し

2人乗りクラス(エントリー台数4台)

CN二輪車クラス(エントリー台数17台)

二輪車クラス(エントリー台数25台)

最優秀賞　本田宗一郎杯：カーボンニュートラル燃料クラス

最優秀賞　本田宗一郎杯：ハイオク燃料クラス

ものづくり賞