好調なフェルナンデスがラトビアGPで予選3位
ルーベン・フェルナンデス(Team HRC)のラトビアGP予選日は、終始順調でした。彼はこのトリッキーなケグムスのコースで、シリーズポイントが付与される予選レースを含め、3つのセッションすべてに3位をマークしました。
フェルナンデスは昨年このコースで、自身初のMXGP表彰台に立ちました。今年も走行時間が始まるやいなや、このスペイン人が多くのライダーたちの中で上位を走り、2年連続でポディウム登壇に挑むだろうと思われました。彼はフリープラクティスの大部分をリードしながら、終了間際で逆転されましたが、タイムドプラクティスではそのスピードを保ち、最速からわずか0.6秒差のタイムを記録しました。
この結果により、ゼッケン70番は予選レースのゲートピック3位を獲得。ハードサンドと称される路面でHonda CRF450Rのフルパワーを発揮し、見事なホールショットを奪いました。すぐに先行を許したものの、やや引いた絶好の位置につけて、リーダーの一瞬のミスをきっかけにアタックする構えでした。ところがフェルナンデス自身が2周目にミスを犯したため、3番手に下がってしまったのです。その後は前を行く2台を追いかけましたが、勝負を仕掛けることができず、余裕を残してフィニッシュ。ここで加算した8ポイントによって、MXGPシリーズランキングは4位から3位にアップしました。
明日の天気予報は雨ですが、このコースのサンディな路面は今日の小雨を吸い込んでも問題がなく、コンディションが大きく変化することはないでしょう。明日は今大会の総合成績にカウントされる決勝が2レース行われますが、フェルナンデスが今日と同等のレベルでパフォーマンスを発揮できれば、トップグループの中で戦いを挑み、これまでのポディウム登壇数2回にもう1個加算することができるでしょう。
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