フェルナンデスがロンボクGP予選2番手
先週のスンバワ島からロンボク島に移動して行われたインドネシアラウンドの2戦目で、ルーベン・フェルナンデス(Team HRC)が予選レース2位に入りました。このすばらしいパフォーマンスによって、チャンピオンシップポイント9点を付与された彼は、ランキング3位浮上まで僅差に迫っています。
ロンボクGPの会場は、マタラムの古い空港に新設されたセラパランサーキット。この1週間は灼熱の暑さ続きでしたが、土曜は朝方の小雨から終日暗い雲に覆われたため、ライダーにとっていくぶん過ごしやすい気温となりました。また、雨の影響により路面が少しやわらかく、ゆるんでおり、初めて走るコースの変化に対して、どこのチームでもセッティング作業に苦労しているようでした。
幸い、Team HRCの優秀なメカニックが、それほど時間をかけずにマシンセッティングを終え、タイムドプラクティス4位に入ったフェルナンデスは、予選レースで好スタートを切る絶好の機会を得ました。Honda CRF450Rを駆るフェルナンデスは、予選でまさにその通りに実行し、2コーナーを3番手でクリアした後、短く激しいバトルに勝って1周目2番手に浮上しました。
そこから先はフェルナンデスと前後のライダーとの間で綱引きとなり、周回ごとに差が縮まったり広がったりしました。ゼッケン70番はベストを尽くしたものの、最終的にはレースリーダーに仕掛けることができず、1.7秒ビハインドでチェッカーを受けました。予選レースで2位に入ったフェルナンデスは、チャンピオンシップポイントを9点獲得し、シリーズランキング3位に3ポイント差まで迫っています。
明日の天気予報も同様なので、ロンボクGPの総合成績としてカウントされる明日の決勝2レースに臨むフェルナンデスには、今シーズン4度目の表彰台、さらに2度目の総合優勝が期待されています。
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