Qualifying
MXGP 2023
Round 13

Team HRCが難関ロンメルの予選をクリア

be Lommel

ディープサンドの難コースとして知られる、ベルギーのロンメルで開催されたフランダースGP予選で、ルーベン・フェルナンデス(Team HRC)が7位、ティム・ガイザー(Team HRC)は10位に入りました。

Team HRCが難関ロンメルの予選をクリア

今大会がシーズンで最も難関になることを知っていた2人は、可能な限りノートラブルで乗り切り、確実にポイントを加算するために最後まで戦い続けました。フェルナンデスは、ポルトガルや今年総合優勝を飾ったアルゼンチンのような、粘土質の路面を好んでいます。一方、僚友のガイザーは、2月に大腿骨を骨折して以来、サンドコースでの練習があまりできていません。そんな事情もあって、2人とも計時予選でトップ5に入れず、予選レースでのゲートピックが少し不利になりましたが、揃って1コーナーをトップグループに近いポジションでクリアできました。

ガイザーは残念ながら、序盤のミスによって6番手から10番手に後退しました。その後はあちこちで困難を引き起こしていたコースに対し、ミスを最低限に留めるように集中するだけでした。フェルナンデスは当初チームメートのすぐ後ろにいたのですが、3周目に7番手に浮上した後は、前後に大きなマージンができて単独走行となりました。こういうケースでは、マークすべきライダーがいないので難しいレースになることもありますが、フェルナンデスは堅実に走り切り、7位でチェッカーフラッグを受けました。

明日の天気予報では雨が降る可能性があり、コースの難易度はさらに上がりそうです。それでもフェルナンデスとガイザーは準備を怠らず、コースに出るたびに馴染むはずで、フランダースGPの総合順位を争う決勝2レースでは、もう少し上位に食い込めるでしょう。


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Rubén Fernández
Rubén Fernández 70
Team HRC
ロンメルがお気に入りのコースだとは言いませんが、あきらめずに走って7位に入りました。課題があることは分かっているし、チームとして明日に向けてじっくりと改善できるように努めるつもりです。決勝では大きなミスをせずに、コンスタントな2レースを心掛けるだけです。それができれば、かなりのポイントを獲得できると分かっているし、こういう難しいコンディションでも自信をつけられると思います

Tim Gajser
Tim Gajser 243
Team HRC
完全復帰への過程で、ここが難しいレースになることは分かっていたけれど、その通りになりましたね。残念ながらカムバックまでの練習で、サンドコースの走り込みが足りていないので、納得できるセッティングを見つけるのが大変でした。こういうコースでは、セッティングが本当に重要なのです。体調を維持できているのはよいことですが、レースに必要なスピードにはまだ届いていません。明日はもっとよくなると思いますし、それが目標です



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