Team HRCが難関ロンメルの予選をクリア
ディープサンドの難コースとして知られる、ベルギーのロンメルで開催されたフランダースGP予選で、ルーベン・フェルナンデス(Team HRC)が7位、ティム・ガイザー(Team HRC)は10位に入りました。
今大会がシーズンで最も難関になることを知っていた2人は、可能な限りノートラブルで乗り切り、確実にポイントを加算するために最後まで戦い続けました。フェルナンデスは、ポルトガルや今年総合優勝を飾ったアルゼンチンのような、粘土質の路面を好んでいます。一方、僚友のガイザーは、2月に大腿骨を骨折して以来、サンドコースでの練習があまりできていません。そんな事情もあって、2人とも計時予選でトップ5に入れず、予選レースでのゲートピックが少し不利になりましたが、揃って1コーナーをトップグループに近いポジションでクリアできました。
ガイザーは残念ながら、序盤のミスによって6番手から10番手に後退しました。その後はあちこちで困難を引き起こしていたコースに対し、ミスを最低限に留めるように集中するだけでした。フェルナンデスは当初チームメートのすぐ後ろにいたのですが、3周目に7番手に浮上した後は、前後に大きなマージンができて単独走行となりました。こういうケースでは、マークすべきライダーがいないので難しいレースになることもありますが、フェルナンデスは堅実に走り切り、7位でチェッカーフラッグを受けました。
明日の天気予報では雨が降る可能性があり、コースの難易度はさらに上がりそうです。それでもフェルナンデスとガイザーは準備を怠らず、コースに出るたびに馴染むはずで、フランダースGPの総合順位を争う決勝2レースでは、もう少し上位に食い込めるでしょう。
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