Race 2
MXGP 2026
Round 6

ハーリングスが激闘を制しフランスGP優勝

fr Lacapelle-Marival

フランス南部ラカペルマリヴァルの蒸し暑いコンディションの中、Honda HRC PETRONASのジェフリー・ハーリングスがライバルたちとの争いを制し、レース2勝利とともにフランスGP総合優勝を飾りました。今季6戦で3勝目を挙げたハーリングスは、予選・レース1・レース2で1-2-1という成績を収め、まだ多くのレースを残す2026年モトクロス世界選手権(MXGP)ランキングで、首位との差をわずか2ポイントに縮めています。

ハーリングスが激闘を制しフランスGP優勝

追い抜きが難しいコースだったため、全ライダーがスタートの重要性を理解していました。レース1でハーリングスは第2コーナーを2番手で通過したものの、そこから首位に浮上するのは容易ではないと判断。冷静にレースを進めて2位をキープし、レース2で勝てば総合優勝を手にできる状況を作りました。再スタートとなったレース2ではホールショットこそ逃したものの、すぐにトップへ浮上し、選手権争いの最大のライバルを背後に従えながら首位を守り切りました。気温は30℃を超え、決して楽なレースではありませんでしたが、ランキング上位争いが熾烈さを増す中、ハーリングスは一切ポイントを取りこぼすまいという強い意志を見せました。

母国GPとなったトム・ヴィアルは、ハードパック路面で本来のスムーズなリズムを最後までつかみきれず、地元ファンの前で厳しい週末となりました。スタートは強みとなっていましたが、レース2の第1コーナーを回った際、コース脇のバンクで大きく弾かれてマシンを抑えきれず転倒。後続が直ぐ後ろに迫る中でマシンは大きなダメージを負い、レースが赤旗中断となった後の再スタートに並ぶことができませんでした。レース1では8位でフィニッシュしており、熱狂的なフランスの観客の前で力を見せたいと考えていただけに、ヴィアルにとって悔しい結果となりました。

ルーベン・フェルナンデスは、週末を通じて30ポイント以上を獲得する安定した走りを続けています。しかしこのスペイン人ライダーはそれだけでは十分でないことを理解しており、さらに上位で戦うことを目標に据えています。レース2の6位はより良い内容で、自身が本来目指している位置にも近い結果となりましたが、チームとしても、今後数戦のGPで彼がさらに上位争いに加われるよう、できる限りサポートしていきます。

MX2クラスのバレリオ・ラタは、2レースでまったく異なる展開となりましたが、いずれの結果も彼が見せたスピードを十分に反映するものではありませんでした。レース1では第1コーナーでのアクシデントにより最後尾からの再スタートとなりましたが、若きイタリア人ライダーは猛烈な追い上げを見せ、12位まで挽回しました。レース2では9番手と好スタートを切り、4周連続でコース最速タイムを記録しましたが、ラインが一本に限られるコース特性もあり、8位でのフィニッシュにとどまりました。

4週間のブレイクを経て迎えたフランスGPは、3週連続開催の初戦となりました。次戦はドイツ・トイチェンタルでの開催となりますが、現地でも暑いコンディションが予想されています。4名のライダーはいずれも過去にトイチェンタルで好成績を収めており、2026年大会でも好成績を目指します。


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Jeffrey Herlings
Jeffrey Herlings 84
Honda HRC PETRONAS
天候もコースコンディションも厳しく、タフな週末でしたが、週末を通じて1-2-1という結果を残せたのは、まさに望んでいたものでした。必要な場面でモト2のスタートを決めることができましたし、ルーカスがレース中ずっと背後につけていましたが、ミスのないレースができました。終盤にはけいれんに苦しみながらも、持ちこたえて勝利をつかめました。GPのブレイク期間中、レースとテストの両面で多くの作業をしてきたので、Honda HRC PETRONASの全員の努力に感謝したいです。今シーズンは短期決戦ではなく長い戦いになるので、焦らず積み重ねていくことが大事です。

Rubén Fernández
Rubén Fernández 70
Honda HRC PETRONAS
堅実な週末で、ポイントもこれまでのラウンドと同じようなものでしたが、満足はしていません。もっと前のライダーたちに近い位置で走りたいです。簡単なコースではありませんでしたし、天候も助けにはなりませんでしたが、条件は全員同じです。あと少し改善できれば、上位に近づけると思っています。次はドイツです。いいレースも悪いレースも経験しているサーキットですが、2026年はいい結果を出したいです。

Tom Vialle
Tom Vialle 16
Honda HRC PETRONAS
レース2の再スタートに並べなかったのは本当に残念です。かなり激しいクラッシュで、マシンが大きく損傷し、再スタートができませんでした。ただ、自分自身は大丈夫です。望んでいたような週末にはなりませんでしたし、フランスに戻って観客の応援を受けられていただけに本当に残念です。今は来週末のドイツに向けて、万全の状態で臨めるよう準備していきます。

Valerio Lata
Valerio Lata 18
Honda HRC PETRONAS
昨日を終えて、今日は本当の自分の力を見せたいと思っていましたが、第1コーナーで他のライダーと接触して転倒し、そのプランは崩れてしまいました。最後尾から再スタートし、できる限りの走りで12位まで追い上げられたことは、自分でも誇りに思っています。レース2でも感触はよく、8位まで順位を上げました。4周連続でコース最速タイムを記録することもできましたが、オーバーテイクは難しく、最終的にその順位でフィニッシュしました。理想的な結果ではありませんでしたが、ドイツは自分と相性の良いコースなので、それをしっかり示したいです。

Marcus Pereira de Freitas
Marcus Pereira de Freitas -
Honda HRC PETRONAS
ジェフリーは今週末、自身のタフさと勝負強さを見せてくれました。得意ではないコースで、非常に暑いコンディションの中、最後まで2位のライダーを抑え切って総合優勝を勝ち取りました。レースは1時間にも感じられるほど長く厳しいものでしたが、彼は最後までミスをせず、要所でいいラインを選び続けていました。残念ながら、トムはクラッシュでマシンが走行不能となり、レース2の再スタートに並ぶことができませんでした。ホームGPだっただけに残念ですが、幸い本人は無事で、来週末のドイツには問題なく臨めるでしょう。ルーベンとバレリオはスタートで苦戦しました。追い抜きどころの少ないタイトでテクニカルなコースでは、それが大きく響きました。次はドイツです。再び全力で戦いに挑みます。


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