最終戦イギリスGPの予選レースでガイザーとフェルナンデスが3-4位
Matterley Basin日が傾く夕刻に行われたモトクロス世界選手権(MXGP)最終戦イギリスGPの予選レースで、Team HRCのティム・ガイザーは3位、チームメートのルーベン・フェルナンデスは4位と好走しました。明日の決勝2レースでは、予選で得た有利なゲートピックが活きることでしょう。
フリープラクティスではガイザーが2番手、フェルナンデスが4番手でしたが、タイムドプラクティスではガイザーが2番手より0.863秒速いタイムをマーク。予選レースのゲートピック1番手を獲得しました。フェルナンデスも5番手と勢いを保ち、Team HRCの2人がスタートで重要となるイン側のグリッドを確保しました。
予選レースのスタートは、2人ともゲートからの飛び出しこそベストではなかったものの、最初の数コーナーで集団の前に出て、1周目のコントロールラインを3-4番手で通過しました。ガイザーは前を行く2人のライダーに接近しながら、レース全体におけるファステストラップをマークしましたが、影が長く路面状況を把握しにくいことを考慮して、終盤は3位を確保するための走りに徹しました。ガイザーの後方では、フェルナンデスが深いわだちの中でもスムーズで安定したライディングを続け、背後から深刻なプレッシャーを受けることもなく、4位でチェッカーフラッグを受けました。
ガイザーとフェルナンデスともに、より上位でフィニッシュしたかったことは明らかですが、それでも3位、4位は好成績です。自然の地形がそのまま残るマタリーベイズンで行われるMXGP最終戦において、明日の決勝でも彼らは表彰台を争うレースを披露してくれるでしょう。
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いいレースでしたが、わだちが深いコンディションだった上に、低く傾いた夕日のせいで影が多く、難しいコースでした。最高のスタートではありませんでしたが、すぐに上位に食い込んで、前の2台についていくことができました。最初から最後までパッシングを仕掛けるのが難しかったので、コンスタントな走りを保ちながら彼らにプレッシャーを与えることだけを心がけました。その結果、何とかファステストラップをマークできました。3位はまずまずの結果ですし、明日の決勝に向けていい準備ができたと思います
全セッションが順調で堅実な一日でしたし、予選レースでの4位にも不満はありません。もう少しトップ3に近づきたかったことは確かですが、全体的にいい走りができたし、シーズン最終戦を表彰台で締めくくるチャンスがありそうなので、明日の決勝はとても楽しみです。天気予報は悪くなさそうなので、今日と同じようなコースコンディションになるでしょう。特に、レース2は一筋縄ではいかないでしょうが、それでもこのコースを走ることは楽しいです
