ロンボクGPで5位に入賞したフェルナンデスがランキング3位に躍進
ロンボク島の旧マタラム空港で開催された、インドネシアラウンドの2戦目で、ルーベン・フェルナンデス(Team HRC)が非常に厳しい戦いの末、総合5位(5-5)に入賞しました。
昨日の予選レースで2位に入ったフェルナンデスは、今日の決勝2レースのスタートで有利になるゲートピックを得ました。そのアドバンテージを活かし、レース1では2コーナーを2番手でクリア。目前のリーダーを視界に捉えながら、ハイペースで走るフェルナンデスには、土曜のリザルトを上回る成績が期待されました。ところがレースが3分の1を消化した頃、小さなミスが原因で後退。4番手のポジションをキープするために激しい攻防を見せましたが、残念ながら思い通りにいかず、フェルナンデスは5位でレースを終えました。
レース2でのフェルナンデスは、それほど好スタートではなかったものの、すぐに3番手に浮上して先行する2台を捉えました。この新しいコースでは、今シーズン一番のバトルが繰り広げられました。フェルナンデスは3番手を守るために全力でスパートしましたが、またしても2人のライダーを抑えることができず5位でフィニッシュ。この結果フェルナンデスは、総合5位となりました。
予選レースでの2位は、フェルナンデスが優勝争いに加われるスピードがあることを示していたので、この総合成績は彼が望むものではありませんでした。しかしながら、このインドネシアにおける2連戦は、多くのライダーにとって難関であったことは確かで、彼の堅実なリザルトは称賛に値するものです。その成果としてフェルナンデスは、今年のMXGPランキングで4位から3位に躍進しました。これはフルシーズン2年目としては、すばらしいポジションです。
次戦は7月15~16日に行われるチェコGP。昨年フェルナンデスは、ハードパックで知られるロケットのコースで非常に乗れていたので、その好調ぶりを再現してくれることでしょう。
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