Track Report
MotoGP 2022
Round 7

Repsol Honda Team 現場レポート2022 - Vol.252

fr Le Mans

第7戦フランスGPは、Honda勢にとって厳しい戦いとなりました。フリー走行、予選、決勝と目まぐるしく変わる路面コンディションに合わせることができず、常に課題を抱えることになりました。その結果、マルク・マルケス6位、中上貴晶7位、ポル・エスパルガロ11位、アレックス・マルケス14位と今大会も表彰台争いには届きませんでした。ヨーロッパラウンドに入って、ポルトガル、スペイン、フランスと苦戦が続くHonda勢。アルベルト・プーチ監督が今大会を振り返ります。

Repsol Honda Team 現場レポート2022 - Vol.252

・・・Repsol Honda Teamにとって、今大会もよい結果とは言えませんでした。

「明らかに、今回の結果は期待していたものとも、目標としていたものとも違いました。もちろん可能な限りいい結果を達成したいと願っていましたし、それを常に目標としています。しかし実際にはいくつかの問題と直面しています。今は本来のポテンシャルを発揮する方法を探っているところで、今週末のル・マンもまた、簡単ではありませんでした」



・・・プラクティスから決勝に向けて、マルク・マルケスのポジションは、よりポジティブだと思いますか?

「結果に関しては、先ほども言いましたが、期待していたものではありませんでした。もちろん今回のレースは最悪の結果ではありません。しかし全体的な状況を見なければなりません。この結果は我々の本来のポジションではありません。そして、本来のマルクのポジションでもありません」



・・・Hondaはどこに解決策を見出す必要があるのでしょうか?

「どこを改善しなければならないのかは分かっています。今、抱えている問題を解決するためにはもっとテストの時間が必要です。そのため、引き続き仕事に取り組み、解決策がヨーロッパに届くのを待っているところです。そして、それを確認中です」



・・・今大会のポジティブな点は?

「私たちのライダーは全員完走しましたが、唯一ポジティブなことは、私たちは喜んでいないということです。これはとてもポジティブなことです。なぜならレースでは物事が誤った方向へ進んでいるときや、期待していることとは違う方向へ進んでいるとき、モチベーションを失いやすいからです。でも私たちのメンタルは違います。私たちは前進し、反撃します。そして目標としている結果を達成させます」



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