Race
MotoGP 2022
Round 12

中上貴晶13位、ポル・エスパルガロ14位。厳しい結果も、復活に向けて一歩前進

gb Silverstone Circuit

後半戦のスタートとなった第12戦イギリスGPは、フリー走行、予選と厳しい戦いを強いられた中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)が13位、ポル・エスパルガロ(Repsol Honda Team)が14位でフィニッシュ。両選手ともに満足のいくリザルトではありませんが、復活に向けてまずは一歩前進のレースとなりました。

中上貴晶13位、ポル・エスパルガロ14位。厳しい結果も、復活に向けて一歩前進

Honda勢最上位の中上は、初日のフリー走行で5番手とまずまずのスタートを切りましたが、その後、思うようにペースがあがらず、予選は21番手。決勝はステファン・ブラドル(Repsol Honda Team)のグリッド降格のペナルティーで20番グリッドからスタートを切り、序盤は大混戦の中で着実にポジションを上げました。中盤は、チームメートのアレックス・マルケス、ポル・エスパルガロ(Repsol Honda Team)らとグループを形成し、後半に入ると中上は、アレックス・マルケスをパス、終盤は背後に迫るポル・エスパルガロを抑えきって13位でフィニッシュしました。

ポル・エスパルガロ(Repsol Honda Team)も、ブラドルのグリッド降格で18番グリッド(予選は19番手)から決勝に挑み14位でフィニッシュしました。序盤はペースを上げられず、中盤以降は、中上を激しく追撃しましたが、抜くことができませんでした。

昨年の大会は、ポールポジションを獲得し、決勝でも表彰台争いを繰り広げて5位という結果でした。シーズン前半戦のケガの影響もあり、過去2戦は決勝をキャンセル。今大会も昨年の大会の再現は果たせませんでしたが、復活に向けて一歩前進のレースとなりました。

予選でHonda勢トップの17番グリッドから決勝に挑んだアレックス・マルケス(LCR Honda CASTROL)は、好スタートを切ると序盤は13番手までポジションを上げますが、その後、電子制御のミスもあり、思うようにペースを上げられませんでした。中盤は、中上、ポル・エスパルガロの2人を従えてHonda勢3台の戦いとなりましたが、終盤はペースを落とし17位でした。

予選18番手も予選のペナルティーで21番グリッドから決勝に挑んだステファン・ブラドルは、レース中にコースアウトを喫し、そのため再度ロングラップ・ペナルティーが科せられ19位とフラストレーションのたまるレースでした。

今大会は、中上とポル・エスパルガロがポイントを獲得。ポイント獲得を果たせずも、アレックス・マルケスとステファン・ブラドルも着実に前進しました。次戦オーストリアGPのHonda勢の走りに注目です。


Takaaki Nakagami
Takaaki Nakagami 30
IDEMITSU Honda LCR
今日はとてもタフで長いレースでした。20番手からのスタートだったので、追い上げるのがとても難しいレースでした。レース序盤は前にいるライダーが多すぎて走行ラインを見つけるのがたいへんでした。そういう状況の中で13位でフィニッシュしました。ポジションとしては満足のいくものではありませんが、全力を尽くしました。次のオーストリアは、一部新しいレイアウトになりますが、好きなサーキットなのでとても楽しみにしています。そして、一歩前進できることを期待しています。今大会は厳しい戦いでした。最後までがんばってくれたチームに感謝しています

Pol Espargaro
Pol Espargaro 44
Repsol Honda Team
全体的に複雑で難しい週末でした。序盤は思うようにペースを上げられず、終盤はそれほど悪くはなかったのですが、スピードが足りませんでした。ペースはまずまずだったと思います。しかし、1周目に21番手までポジションを落とし、それをばん回するのはたいへんでした。今回は18番グリッドからのスタートだったので、これ以上の結果は期待することはできません。ザクセンリンクとアッセンの決勝レースを欠場し、それから5週間の夏休みもありました。久しぶりのレースで、こうして完走できたのはよかったと思います。次戦オーストリアではもっと強くなり、上位入賞を目指したいです

Alex Márquez
Alex Márquez 73
LCR Honda CASTROL
悔しいレースでした。今日は電子制御のセットアップにミスがあり、パワーを失い、タイムもロスしました。それでもレース中は100%の力を出し切り、Honda勢トップを目指しました。レースペースは悪くなったと思います。しかし、終盤は電子制御の問題でグリップが低下し、マシンのコントロールが難しくなりました。もっといいパッケージにできると思います。今回のデータは参考になると思います

Stefan Bradl
Stefan Bradl 6
Repsol Honda Team
昨日のペナルティーでグリッドが降格となり、難しいレースでした。今日はアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ヤマハ)とバトルしているときにショートカットしてしまい、その後、抜こうとしたらイエローフラッグが出ていました。このショートカットで再度ロングラップ・ペナルティーとなりポジションを落としました。今日はタイヤ選択で少しリスクをおかしましたが、こうした不運がなければ、タイヤ選択はよかったと思います。ポジティブな点は、今大会、速さを見せられたこと。自分のペースがよくなったことです。次のレースに向けてモチベーションが上がりました



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