Qualifying
MotoGP 2022
Round 5

ウエットからドライへと変化するコンディションでアレックス・マルケス7位、マルク・マルケス9位、ポル・エスパルガロ10位とトップ10入り。中上貴晶は17番手から決勝に挑む

pt Autódromo Internacional do Algarve

ヨーロッパラウンドの初戦となった第5戦ポルトガルGPのフリー走行と予選は、金曜日、土曜日と不安定な天候が続き、目まぐるしく変化する路面コンディションに翻弄される2日間となりました。終日雨になった初日のフリー走行でトップタイムをマークしたマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、ウエットからドライへと路面コンディションが変化した土曜日の予選で、残念ながら9番手へとポジションを落としました。

ウエットからドライへと変化するコンディションでアレックス・マルケス7位、マルク・マルケス9位、ポル・エスパルガロ10位とトップ10入り。中上貴晶は17番手から決勝に挑む

この日のマルク・マルケスは、ウエットコンディションとなったFP3で転倒を喫し総合5番手へとポジションを落とします。しかし、ダイレクトでQ2に挑み、ドライコンディションでも順調にタイムを短縮しました。セッション終盤には、最終的に4番手タイムに相当するベストラップを刻みますが、イエローフラッグが出ていたことでタイムがキャンセルとなり9番手に終わりました。しかし、ウエットでもドライでもいい走りができているだけに、決勝では今季初表彰台、初優勝が期待されます。

チームメートのポル・エスパルガロ(Repsol Honda Team)も、初日2番手と好調なスタートを切りましたが、FP3ではタイムを更新できず、総合6番手で挑んだQ2でも転倒を喫し、10番手でした。しかし、ポル・エスパルガロのペースは、ウエットでもドライでも悪くはなく、決勝では4列目から追い上げと、今季2回目の表彰台獲得と初優勝が期待されます。

この日、26歳の誕生日を迎えたアレックス・マルケス(LCR Honda CASTROL)が、ベストグリッドとなる7番手を獲得しました。このサーキットを得意とするアレックス・マルケスは、フリー走行で転倒を喫し総合15位。Q1からの予選となりましたが、Q1をトップで通過すると、Q2でも快調にラップを刻みました。昨年11月に開催されたアルガルベGPでは、3位争いを繰り広げて惜しくも4位でした。今大会も不安定な天候の中で積極的な走りを見せており、明日の決勝では、今季初表彰台、そしてMotoGPクラス初優勝の期待も膨らみます。

チームメートの中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、FP3でタイムを更新できず初日17番手から20番手へとポジションを落とし、Q1でもタイヤ選択が決まらず、17番手グリッドに終わりました。Q1は、タイヤの選択が難しい微妙なコンディションでした。その中で中上はスリックタイヤを選択してコースインしましたが、スリックでは走行が難しく、ピットに戻りレインタイヤにチェンジするなど、15分間を効率的に使えませんでした。しかし、中上もアルガルベは得意とするサーキットの一つ。追い上げが期待されます。


Alex Márquez
Alex Márquez 73
LCR Honda CASTROL
FP3で転倒してしまったので、直接Q2へ進むことができませんでした。でも素早く状況を好転させました。FP3の最後はとてもいいフィーリングがありました。FP4のミックスコンディションでもフィーリングはよかったです。予選は難しかったですが、スリックタイヤとウエットタイヤを正しいタイミングで使い分けました。チームはタイヤを変えるタイミングをサポートしてくれました。完ぺきでした。明日は完全にドライになりそうなので、全く違う日になります。ウォームアップを集中して取り組み前進したいです。レースへ向けて準備はできると思います。誕生日のお祝いをくださった皆さんに感謝したいです

Marc Márquez
Marc Márquez 93
Repsol Honda Team
路面コンディションがよくなっていくのが分かったので、タイムアタックを最後の瞬間まで待つことにしました。しかしイエローフラッグが出てしまい、運がありませんでした。こうしたことはときどき起きるものです。今日は僕のラップタイムに影響が出てしまいましたが、明日はほかのライダーに影響するかもしれません。一番大事なことは、9番手からスタートすることになったとしても、スピードがあるということです。思ったような結果にはなりませんでしたが、もっとひどいことになっていたかもしれません。明日のウォームアップでは自分たちのレベルをしっかり把握し、タイヤ選択やセットアップ、そのほかのことを理解できるようにがんばりたいです。ドライではだれが最速で、何が起きるのか誰もよく分かっていません

Pol Espargaro
Pol Espargaro 44
Repsol Honda Team
みんなにとって難しい状況でしたが、今日はいいスピードがあったと思います。僕たちの本来のポジションは2列目の4番手か5番手だったと思います。最終コーナーでミスをしてしまいました。ウエットパッチに乗ってフロントから流れてしまいました。すべてのライダーがどんどん速くなっていて、コンディションもよくなっていたところでした。最後のチャンスを逃してしまい残念です。2列目を逃しましたが、とにかくがんばるしかありません。マシンのフィーリングはいいです。明日のレース前に仕事に取り組むチャンスがあるのでがんばります

Takaaki Nakagami
Takaaki Nakagami 30
LCR Honda IDEMITSU
今日は天候が安定しなかったので、厳しい一日でした。FP3とFP4はウエットコンディションでしたが、Q1はコンディションが少しミックスしていました。最初からスリックタイヤを使いましたが、ずっと使い続けるにはリスクがあったので、途中でレインタイヤに変更しました。残念ながら変更するタイミングを間違ってしまいました。正直Q2へ進めず残念でした。明日はドライレースになりそうなので、準備を進めたいと思います



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