Practice
MotoGP 2022
Round 13

1秒差に19台という大接戦の中でHonda勢は、中上貴晶12番手、ポル・エスパルガロ14番手、アレックス・マルケス16番手、ステファン・ブラドルは21番手で初日を終える。

at Red Bull Ring - Spielberg

第13戦オーストリアGPのフリー走行は、トップから1秒差に19台という大接戦となり、Honda勢は中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)が12番手、ポル・エスパルガロ(Repsol Honda Team)が14番手、アレックス・マルケス(LCR Honda CASTROL)が16番手でした。3選手はトップから1秒差以内のタイムをマークしましたが、不安定な天候の中でアタックのタイミングも難しく、トップ10に入ることができませんでした。

1秒差に19台という大接戦の中でHonda勢は、中上貴晶12番手、ポル・エスパルガロ14番手、アレックス・マルケス16番手、ステファン・ブラドルは21番手で初日を終える。

右腕の手術のため第9戦カタルニアGP以降、欠場しているマルク・マルケス(Repsol Honda Team)の代役として出場のステファン・ブラドルは、開発テストを続けながらの実戦でトップから1.345秒差の21番手でした。

 

午前中に行われたFP1は、ウエットコンディションで始まり、徐々に路面が乾き、セッション終盤はほぼドライコンディションとなりました。このセッションで8番手につけた中上は、ドライコンディションとなった午後のFP2で1.330秒短縮しましたが、全体的にタイムが上がり12番手へとポジションを落としました。しかし、レッドブル・リンクを得意とする中上は、2日目のFP3ではダイレクトでQ2進出を目指しトップ10入りを目指し、予選では状態を目指します。

 

ポル・エスパルガロは、ウエットからドライへと変化したFP1は、慎重な走りで20番手でしたが、ドライコンディションとなった午後のFP2では2.541秒と大幅にタイムを短縮して14番手へとポジションを上げました。しかし、不安定なコンディションの中でアタックのタイミングが難しく、それが大きくポジションに影響しました。初日のフリー走行では、トップとポル・エスパルガロとの差は0.527秒。対してトップ10のタイム差が0.291秒という大接戦となっており、FP3と予選では、その厳しい戦いに入る意気込みです。

 

アレックス・マルケスはFP1では14番手、午後のFP2では1.928秒短縮しましたが大接戦の中で16番手へとポジションを落としました。アレックス・マルケスもトップと0.672秒差。決勝が強いアレックス・マルケスだけに、グリッドをもう少し上げる意気込みです。FP3では課題となっているソフトタイヤでのパフォーマンスの改善に挑みます。

 

この日は、今大会から2コーナーに新設されたシケインの攻略に選手たちは多くの時間を割くことになりました。これは2020年の大会で2人の選手が接触転倒し、転倒したマシンが3コーナーにさしかかっていた他のライダーに接触寸前という大きなこと故に発展しました。そのこと故を受け、安全対策としてシケインが設置されました。この日はコンディションが不安定でしたがドライコンディションとなったFP2では、早くも選手たちは攻略を果たし、ベストタイムが目まぐるしく更新されました。

 

5月下旬に行われた第8戦イタリアGPを終えて、米国で右腕の手術を行ったマルク・マルケスは、今大会、2カ月半ぶりにサーキットを訪れ、忙しい一日を過ごしました。チームやHRCとミーティングを行い、またMotoGPマシンをコースサイドから見るという貴重な機会を得ました。2回のセッションで、マルケスはHondaの全ライダーを観察し、ブリーフィングに耳を傾けることができました。実りある訪問を終えたマルク・マルケスは、帰国後、回復とリハビリを続ける予定です。

 

初日トップ10に入れなかったHonda勢ですが、2日目のタイム短縮とポジションアップに期待されます。


Takaaki Nakagami
Takaaki Nakagami 30
LCR Honda IDEMITSU
全体的にポジティブな初日でした。両セッションともにいろいろ改善することができ、特にドライコンディションになったFP2はいい走りができました。最終的にはトップ10に入れず12位でしたが、トップからコンマ4秒しか離れていません。明日は細かいところを改善し、FP3でトップ10を目指します。今日の感じでは、特にセクター2でマシンの改善の余地があり、セクター3ではライディングを改善できるコーナーがいくつかありました。明日が本当に楽しみです。午前中のFP3においてダイレクトでトップ10に入ることができれば、Q2に向けて準備もできるし、予選でもいいグリッドを獲得できるはずです 

Pol Espargaro
Pol Espargaro 44
Repsol Honda Team
トップとわずか0.5秒差なので、それほど離れていません。レッドブル・リンクのように狭いサーキットでは表示されているポジションよりずっといいです。でもMotoGPクラスなので、0.1秒という差はとても重要です。明日はギャップを縮めるためにアイデアがいくつかあります。まだダイレクトでQ2にいけるポジションではありませんが、明日天気が持てば、トップ10に入れるように一生懸命プッシュします。前進できるようにHondaと一緒に取り組んでいます。今日はマルクも来て走りを見てくれました。そして、チームの話も聞いていました 

Marc Márquez
Marc Márquez 93
Repsol Honda Team
午前中は順調でしたが、終盤クリアラップが取れずタイムを更新することはできませんでした。でも、かなりうまくいったと思います。午後はいつものようにチームのために100%の力を尽くしましたが、いつもと同じような問題が出てしまいました。それを解決しようと努力しています。新しいシケインは好きです。気に入りました 

Stefan Bradl
Stefan Bradl 6
Repsol Honda Team
新しいシケインはしっかり減速することができるし、いい仕事をしてくれたと思います。少しバンピーですが、シケインのおかげでトラックはかなり変わりました。今日は実りのある日になりました。いいインフォメーションを得ることができ、HRCとマルクと一緒にいくつかのことに取り組むことができました。今大会と今後へ向けて進展していけると思います。明日、天気がどうなるか様子を見たいと思います。タイムはかなり接近しているので、雨が少し降れば大きくポジションが変わる可能性があります 



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