マルク・マルケス(Repsol Honda Team)はFP1では13番手。FP2ではわずかにタイムを更新しただけにとどまり、総合15番手へとポジションを落としました。前戦スペインでは、予選5番手から3位争いのグループに加わって今季ベストの4位でフィニッシュしています。
マルク・マルケスは、この数年、肩の手術や右腕上腕を骨折していることもあり、ベストな体調ではありません。前戦スペインGPでも決勝に向けて体力を温存して予選5番手から決勝では3位争いに加わり4位という結果を残しています。この日も、2度にわたり転倒寸前の滑りをリカバリーするなど見せ場を作りましたが、やや苦戦の初日となりました。明日のFP3ではダイレクトでのQ2進出を目指し、ポル・エスパルガロとともに上位を目指します。
中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、FP1で11番手でしたが、FP2ではタイムを更新できず16番手へと後退しました。中上は前戦スペインGPで今季ベストの7位でフィニッシュしましたが、レース終了後の翌日に行われた公式テストで転倒を喫し、左ヒザを痛めました。今大会の出場も危ぶまれましたが、痛みを堪えての熱走で16番手。2日目のFP3ではダイレクトでのQ2進出を目指します。
アレックス・マルケス(LCR Honda CASTROL)は、FP1で19番手。FP2ではわずかにタイムを更新しましたが、総合19番手でした。タイムを更新しようとしたFP2では、ソフトタイヤを装着してアタックしているときに転倒したことで、期待したようなタイム短縮を果たせませんでした。しかし、今日のデータをしっかり分析し、FP3と予選に挑みます。