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MotoGP 2022
Round 5

Honda勢4人がポルトガルGPで巻き返しを図る

pt Autódromo Internacional do Algarve

第5戦ポルトガルGPが、4月22日(金)から4月24日(日)までの3日間、ポルトガルのアルガルベ・インターナショナル・サーキット(以下、アルガルベ・サーキット)で開催されます。アルガルベ・サーキットでロードレース世界選手権(WGP)が開催されるのはこれが4回目となります。

Honda勢4人がポルトガルGPで巻き返しを図る

初めて開催されたのは2020年。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で大幅に日程が変わり、リザーブサーキットとして登録されていたアルガルベ・サーキットで最終戦ポルトガルGPが開催されました。そして昨年は、レギュラーサーキットとして4月に第3戦ポルトガルGPが開催され、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で再び大幅に日程が変更となり、シーズン2回目の開催となる第17戦アルガルベGPが急きょカレンダーに加わりました。今年は3年連続の開催となりました。

ポルトガルGPは、1987年にスペインのハラマ、88年にスペインのヘレスで開催されました。そして2000年から12年まではポルトガルのエストリルで13年連続で開催されており、アルガルベ・サーキットに舞台を移し、これが通算18回目のポルトガルGP(昨年のアルガルベGPを含む)となります。アルガルベ・サーキットは、08年にスーパーバイク世界選手権(WSBK)が初めて開催され、以来、WSBKの舞台としても定着しています。

ポルトガル南部に位置するアルガルベ・サーキットは、一周4.592km。起伏に富み、ブラインドコーナーの多い難コース。バリエーション豊かなコーナーが連続するテクニカルコースとして知られ、ライダーの好みがはっきりと分かれます。

前戦アメリカズGPで体調を崩し、予選12番手、決勝13位と苦戦したポル・エスパルガロ(Repsol Honda Team)は、今大会は万全の体調で挑みます。エスパルガロは開幕戦カタールGPで3位になりましたが、第2戦インドネシアGPではウエットコンディションに苦戦して12位、第3戦アルゼンチンGPは表彰台争いに加わりながら転倒リタイアに終わっています。開幕から4戦は開幕戦カタールGPの好調をキープできず、フラストレーションのたまるレースが続いていますが、今大会から始まるヨーロッパラウンドで巻き返しに挑みます。

エスパルガロは、2020年のポルトガルGPで4位、昨年11月のアルガルベGPで6位になっています。今大会は今季2回目、Repsol Honda Teamに移籍して初優勝に挑みます。

4戦を終えて総合13位につけるマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、アルガルベ・サーキットでは2回目の大会出場となります。2020年はケガのために出場できませんでした。21年のポルトガルGPはケガからの復帰戦となり7位でフィニッシュ。シーズン終盤のアルガルベGPは、トレーニング中のケガのために欠場しており、今大会は一年ぶりのアルガルベ・サーキットとなります。マルク・マルケスは、アップダウンに富んだチャレンジングなサーキットを得意とするだけに、どんな走りをするのか注目が集まります。

前戦アメリカズGPは、スタートで電気系のトラブルが発生し、予選9番手から最後尾へと順位を落としますが、すばらしい追い上げを見せて6位でフィニッシュしています。今年は第2戦インドネシアGPのウォームアップの転倒でインドネシアGPの決勝と第3戦アルゼンチンGPを欠場しており、今大会が今季3回目のレースとなりますが、今季初表彰台、初優勝が期待されます。

中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は4戦を終えて総合16位。開幕戦カタールGPの10位を最高位に第2戦インドネシアGP19位、第3戦アルゼンチンGP12位、第3戦アメリカズGP14位と苦戦が続いています。その理由は、不安定な天候と路面コンディションに翻弄され、車体のセットアップに苦しんだためです。今大会は過去4戦のデータをしっかり分析し、序盤の出遅れをばん回する意気込みです。

アルガルベ・サーキットでは、過去3戦して5位、10位、11位とすべてのレースでポイントを獲得しています。2020年のポルトガルGPの5位は、表彰台には立てませんでしたが、後方グリッドからすばらしい追い上げを見せて、中上自身、ベストレースの一つになっています。今大会は、念願の表彰台獲得に挑みます。

アレックス・マルケス(LCR Honda CASTROL)も、中上同様、苦戦のレースが続いています。開幕戦カタールGPと第4戦アメリカズGPで転倒リタイア。第2戦インドネシアGPで13位、第3戦アルゼンチンGPで15位とフラストレーションのたまるレースが続いています。それだけに、今大会からスタートするヨーロッパラウンドで巻き返しに挑む意気込みです。

アレックス・マルケスは、昨年11月のアルガルベ・GPでは、予選8番手から3位争いに加わり、あと一歩で表彰台を逃しました。過去3回の大会では、9位、8位とすべてのレースでシングルフィニッシュを果たしています。MotoGPクラスにデビューした2020年には、2度の表彰台獲得を果たしましたが、昨年はアルガルベGPの4位がベストレースとなっています。今年は得意のサーキットで、3回目の表彰台獲得と初優勝に挑みます。


Marc Márquez
Marc Márquez 93
Repsol Honda Team
ポルトガルで走るのが楽しみです。体力的にとても厳しいですが、とてもおもしろいサーキットです。アメリカではすべてが完ぺきというわけではありませんでしたが、スピードと何ができるかを見せることができました。シーズンのスタートはあまりうまくいきませんでしたが、再びフロントで戦い、ポイントを獲得したいです。力を最大限発揮できるように、チームとともに、マシンに取り組まなければなりません 

Pol Espargaro
Pol Espargaro 44
Repsol Honda Team
これから始まるヨーロッパラウンドでは、少しリセットして、シーズンスタートのときに持っていたものを見つけられることを願っています。カタールのあとは少し逆風を感じていましたが、まだたくさんレースは残っていますし、仕事もたくさん残っています。ポルティマオはこれまでいつも楽しく走ってきたサーキットなので、今週末は今年の新しいHondaのマシンでよい結果を残したいです 

Takaaki Nakagami
Takaaki Nakagami 30
LCR Honda IDEMITSU
ポルティマオのサーキットは最高です。ローラーコースターのようでとっても楽しいです。以前、ここでよい結果を残したことがあるので、再びチームと合流して、仕事に取り組むのが楽しみです。今大会からヨーロッパラウンドが始まります。いつものようにベストを尽くします。戦闘的な週末になることを願っています 

Alex Márquez
Alex Márquez 73
LCR Honda CASTROL
ポルティマオへ向けて準備はできています。戦闘的になるために足りないものはそれほどないと思うので、よい結果を残せるようにがんばります。ポルティマオは大好きなサーキットの一つです。初めて訪れたときから大好きです。昨年はここで2回レースがあり、特に2回目はよかったです。でも現実的にならなければなりません。なぜなら今年は状況が違うからです。オースティンではあまりいい結果を残せませんでしたが、日曜日はウォームアップとレースでポジティブでした。集中して、仕事を続け、信じ続けなければなりません。長いシーズンですが、物事を好転できると100%信じています。これからヨーロッパラウンドなので、すべてが通常の流れになります。モチベーションはとても上がっています。自分自身楽しみたいです 

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