Qualifying
Moto3 2021
Round 18

鈴木がフロントロースタート、フォッジャが3列目

es Circuit Ricardo Tormo

Moto3クラスは、初日にアタックのタイミングを逃し最後尾28番手と大きく出遅れた鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)が、FP3で10番手に浮上してQ2に進出。予選では最後のアタックで2番手タイムをマークしました。今季6回目のフロントロー獲得となった鈴木は、来季、Leopard Racingに移籍が決まっていて、今大会がSIC58 Squadra Corseで最後のレースとなります。決勝では表彰台に立って5年間所属したチームに感謝を示す意気込みです。

鈴木がフロントロースタート、フォッジャが3列目

4番手には前戦アルガルベGPで今季3回目の表彰台に経ったアンドレア・ミニョ(Rivacold Snipers Team)、今季ベストタイとなる6番手にロレンソォ・フロン(SIC58 Squadra Corse)、7番手に総合2位が確定しているデニス・フォッジャ(Leopard Racing)と続きました。フォッジャは惜しくもタイトル獲得を逃しましたが、今大会シーズン6勝目を目指します。

以下、12番手にジェレミー・アルコバ(Indonesian Racing Gresini Moto3)、15番手にジョン・マクフィー(Petronas Sprinta Racing)、16番手にダリン・ビンダー(Petronas Sprinta Racing)、17番手にチャビエル・アルティガス(Leopard Racing)と続き、20番手には國井勇輝(Honda Team Asia)と続きました。

Honda Team Asiaで最後のレースとなる國井はベストリザルトを目指します。チームメートで今大会がHonda Team Asiaで最後のレースとなるアンディ・ファリド・イズディハール(Honda Team Asia)は、FP3で23番手につけましたが、転倒して左手を骨折し、決勝を欠場することになりました。


Tatsuki Suzuki
Tatsuki Suzuki 24
SIC58 Squadra Corse
再びフロントローに並ぶことができました。チームのみんなに感謝しています。これがこのチームで戦う最後のレースになりますが、これまで一緒に戦ってきた彼らにお別れを言うには最高の方法です。明日は今季初の表彰台を目指してがんばります。今年は不運のレースが続いたので、今回は幸運に恵まれることを願っています

Andi Farid Izdihar
Andi Farid Izdihar 19
Honda Team Asia
今週は、常にトップ15番手以内で戦えたし、とてもすばらしいフィーリングでした。良いレースができると思っていたので、FP3の転倒にはすごくがっかりしています。レースを欠場することは残念ですが、あきらめず前を向いて進みます

Yuki Kunii
Yuki Kunii 92
Honda Team Asia
FP3で少しリアのフィーリングに違和感を覚えたので、予選に向けて少しセッティングを変更したのですが、フィーリングは良くなりませんでした。Q2へ進むことはできなかったのですが、他のライダーを追走せず、単独で走った時のタイムは悪くなかったので、その点では良かったと思います。明日は、20番手からのスタートとなりますが、前のグループで戦いたいです。今年最後のレースなので、全力で戦います



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