SIC58 Squadra Corseのルカ・ルネッタが、アラゴンの予選でHonda勢最上位となる走りを見せました。ポールポジションを0.026秒という僅差で逃したものの、イタリア人ライダーは予選を2番手で終え、日曜日の決勝レースの最前列グリッドを確保しました。

ルネッタにとってアラゴンは、昨年表彰台を初めて獲得した自信のあるサーキットであり、今回もその実力を存分に発揮。1分56秒台に最初に突入するなど、Q2全体を通じて好調なタイムを記録しました。Honda Team Asiaの古里太陽も暑さの中で好ペースを見せ、Q1を3位で突破した後、Q2では5番手でフィニッシュ。決勝は、グリッド2列目からのスタートとなります。

一方、Leopard Racingのダビド・アルマンサとエイドリアン・フェルナンデスは両者ともQ2で転倒を喫し、厳しい1日となりました。アルマンサは終盤の第7コーナーでクラッシュしたものの、7番手で無事予選を終えました。一方、フェルナンデスは序盤の第10コーナーで転倒し、タイムを計測することができませんでした。

Rivacold Snipers Teamのニコラ・カッラーロは金曜日のフリー走行でQ2進出を決めていましたが、セッション序盤にトラブルが発生し、最初のアタックで集団に加わることができませんでした。その結果、このサーキットで重要なスリップストリームの恩恵を受けられず、セッションを16位で締めくくりました。

SIC58 Squadra Corseのステファノ・ネパは、非常に僅差の争いとなったQ1でトップ勢のタイムまでわずかに届かず、惜しくも敗退となりました。明日の決勝は20番グリッドからスタートします。その後方8列目にはHonda勢が3台連続で並び、Honda Team Asiaのタットチャコーン・ブーシュリが22位、Rivacold Snipers Teamのリカルド・ロッシが23位、GRYD – MLav Racingのエディ・オシェイが24位にそれぞれ続きます。なお、GRYD – MLav Racingからマルコス・ウリアルテが今大会で復帰し、明日は26番グリッドからのスタートとなります。

モーターランド・アラゴンでの日曜日のMoto3クラス決勝（17周）は、現地時間の午前11時にスタート予定です。

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