小椋藍がシーズン2度目となるポールポジションを獲得
Moto2クラスは、IDEMITSU Honda Team Asiaの両選手がすばらしい走りを見せました。初日2番手の小椋藍が3回目のフリー走行で2番手をキープすると、予選Q2では1分33秒933をマークして今季2回目のポールポジション(PP)を獲得しました。小椋はレッドブル・リンクではこれまで2年連続で表彰台に立っています。20年はMoto3クラス、21年はMoto2クラスで初めて表彰台を獲得しました。今年は3年連続表彰台とレッドブル・リンク初制覇が期待されます。
チームメートのソムキアット・チャントラ(IDEMITSU Honda Team Asia)は初日トップと好調なスタートを切りました。2日目3回目のフリー走行では6番手へとポジションを落としましたが、予選Q2では5番手へとポジションを上げました。
レッドブル・リンクは大接戦となるサーキットですが、今大会もフリー走行ではトップから1秒差に22台。Q2にダイレクトで進出した上位14台のタイム差は、わずか、0.474秒というものでした。
今大会は、IDEMITSU Honda Team Asiaにとってはシーズン3勝目の期待。そして、第3戦アルゼンチンGP以来となる両選手揃っての表彰台獲得が期待されます。
2番手はアロンソ・ロペス(CAG Speed Up)で今季2回目のPPを獲得した小椋とわずか0.048秒差でした。ロペスは前戦イギリスGPからの連続表彰台獲得が期待されます。3番手には総合首位のアウグスト・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)。チャンピオン争いをする小椋とフェルナンデスの戦いに注目されます。
以下、ジェイク・ディクソン(Zinia GASGAS Aspar Team)、5番手にチャントラ、6番手には今大会から復帰のペドロ・アコスタ(Red Bull KTM Ajo)と続き、上位6選手のタイム差は、わずか0.193秒でした。