チャントラが10番手、小椋は転倒があり18番手に終わる
Moto2クラスは、ウエットコンディションになったFP3でタイムを更新できず、前日のFP2で総合順位が決まりました。IDEMITSU Honda Team Asiaの小椋藍は7番手、ソムキアット・チャントラは9番手でQ2進出を果たしました。
Q2は、Q1から進出の4台を加えた18台で行われ、チャントラがトップから1.176秒差の10番手。今季ベストグリッド獲得とはなりませんでしたが、まずまずのグリッドを獲得しました。今大会のチャントラは、ドライ、ウエットともに好調な走りを見せています。決勝では第11戦オーストリアGPの5位以上、そして初表彰台獲得に挑みます。
チームメートの小椋は、小雨がぱらつく難しいコンディションの中で痛恨の転倒を喫し、Q2最下位の18番手に終わりました。微妙なコンディションの中で限界を探りながら走行していましたが、これからタイムを上げていこうかという6周目の15コーナーでフロントをすくわれ、あっという間の転倒でした。決勝は厳しいグリッドからのレースとなりますが、ドライコンディションになれば本来の走りを発揮し、追い上げのレースに挑みます。
ポールポジションを獲得したのはサム・ロース(Elf Marc VDS Racing Team)で、3戦ぶり6回目。決勝では今季4回目の表彰台と今季3勝目に挑みます。2番手にはホルヘ・ナバロ(+EGO Speed Up)で今季3回目のフロントローを獲得しました。3番手には後半戦になって調子を上げているアウグスト・フェルナンデス(Elf Marc VDS Racing Team)で、今季2回目のフロントロー獲得を果たしました。
アーロン・カネット(Aspar Team Moto2)が4番手、チェレスティーノ・ヴィエッティ(SKY Racing Team VR46)が今季ベストの5番手、マルコス・ラミレス(American Racing)が今季ベストの6番手と続きました。
以下、ステファノ・マンシィ(Flexbox HP40)、アルベルト・アレナス(Aspar Team Moto2)、総合2位のラウル・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)、そして10番手にチャントラが続きました。
総合首位のレミー・ガードナー(Red Bull KTM Ajo)は14番手でした。