Practice
Moto2 2021
Round 16

小椋藍がFP2でタイムを上げて7番手、ソムキアット・チャントラは9番手

sm Misano World Circuit Marco Simoncelli

Moto2クラスのFP1、FP2はともにウエットコンディションでしたが、セッション終盤にライン上が乾いたことからスリックタイヤにスイッチする選手が多く、一気にタイムが上がりました。難しいコンディションとなりましたが、フルウエットコンディションのFP1で転倒を喫し19番手だった小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)が、FP2のセッション終盤にスリックタイヤを装着して1分42秒330にタイムを上げて7番手に浮上しました。ミサノは、小椋が得意とするサーキットの一つです。土曜日の予選、日曜日の決勝とさらにポジションを上げていく意気込みです。

小椋藍がFP2でタイムを上げて7番手、ソムキアット・チャントラは9番手

チームメートのソムキアット・チャントラ(IDEMITSU Honda Team Asia)は、FP1は転倒を喫し、1分49秒968で20番手。FP2はレインタイヤからスリックタイヤにスイッチして一気にタイムを上げていきました。しかし、コースアウトを喫し2度目の転倒となりましたが、再スタートを切ったチャントラは1分42秒421までタイムを上げて9番手につけました。

好調なスタートを切ったIDEMITSU Honda Team Asiaの両選手の、予選、決勝に注目されます。

トップタイムをマークしたのはアウグスト・フェルナンデス(Elf Marc VDS Racing Team)。2番手には総合首位のレミー・ガードナー(Red Bull KTM Ajo)、3番手にチャビ・ビエルゲ(Petronas Sprinta Racing)、4番手にジェイク・ディクソン(Petronas Sprinta Racing)、5番手にチェレスティーノ・ヴィエッティ(SKY Racing Team VR46)、6番手にサム・ロース(Elf Marc VDS Racing Team)、7番手に小椋、8番手にラウル・フェルナンデス(SKY Racing Team VR46)、そして9番手にチャントラと続きました。


Ai Ogura
Ai Ogura 79
IDEMITSU Honda Team Asia
FP1はフルウエットで、FP2はミックスコンディションとなりました。セッションの最後にスリックタイヤで数ラップ走行することができて7番手で終えることができました。ミックスコンディションでは良い走りができましたが、ウエットコンディションでは引き続き改善しなければなりません。明日のFP3は、どのような状況になってもいいように、しっかり準備をしておく必要があります。もし、ドライコンディションなら、前回のミサノでのレースのセットアップから作業を進め、そこから改善したいと思います

Somkiat Chantra
Somkiat Chantra 35
IDEMITSU Honda Team Asia
FP1の走行はフルウエットでしたが、とてもフィーリングが良く、毎ラップ、プッシュすることができました。速く走れていると感じたのですが、新しく舗装された路面はまだいくつかのコーナーで滑りやすく、特にターン16はとても気をつけなければならなかったのですが、そこでフロントのグリップをなくし、転倒してしまいました。FP2は、ウエット、ドライのミックスコンディションの中での走行となり、ラインは1本だけでした。そのような状況の中で、レースに向けてのセットアップを理解するため、スリックタイヤで走行し9番手でした。明日に向けての準備もしっかりできています。明日も引き続き、改善できるようにがんばります



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