小椋藍がFP2でタイムを上げて7番手、ソムキアット・チャントラは9番手
Moto2クラスのFP1、FP2はともにウエットコンディションでしたが、セッション終盤にライン上が乾いたことからスリックタイヤにスイッチする選手が多く、一気にタイムが上がりました。難しいコンディションとなりましたが、フルウエットコンディションのFP1で転倒を喫し19番手だった小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)が、FP2のセッション終盤にスリックタイヤを装着して1分42秒330にタイムを上げて7番手に浮上しました。ミサノは、小椋が得意とするサーキットの一つです。土曜日の予選、日曜日の決勝とさらにポジションを上げていく意気込みです。
チームメートのソムキアット・チャントラ(IDEMITSU Honda Team Asia)は、FP1は転倒を喫し、1分49秒968で20番手。FP2はレインタイヤからスリックタイヤにスイッチして一気にタイムを上げていきました。しかし、コースアウトを喫し2度目の転倒となりましたが、再スタートを切ったチャントラは1分42秒421までタイムを上げて9番手につけました。
好調なスタートを切ったIDEMITSU Honda Team Asiaの両選手の、予選、決勝に注目されます。
トップタイムをマークしたのはアウグスト・フェルナンデス(Elf Marc VDS Racing Team)。2番手には総合首位のレミー・ガードナー(Red Bull KTM Ajo)、3番手にチャビ・ビエルゲ(Petronas Sprinta Racing)、4番手にジェイク・ディクソン(Petronas Sprinta Racing)、5番手にチェレスティーノ・ヴィエッティ(SKY Racing Team VR46)、6番手にサム・ロース(Elf Marc VDS Racing Team)、7番手に小椋、8番手にラウル・フェルナンデス(SKY Racing Team VR46)、そして9番手にチャントラと続きました。