豪雨による競技中止の中、武田が2位表彰台を獲得
10月25日(日)、全日本トライアル選手権(JTR)の第7戦が和歌山県の湯浅トライアルパークで開催されました。

2026年のJTR国際A級スーパー(IAS)クラスは11月にシティ・トライアル・ジャパン(CTJ)大会を残していますが、同大会に出場できるのは総合ランキングトップ10の選手のみ。それ以外の選手にとっては、この第7戦が最終戦です。CTJ大会参戦権を得るトップ10が決まる最後の大会でもあるため、重要な一戦に位置づけられています。
前日24日(土)は未明から朝まで激しい雨が降り、地面はドロドロの状態。夕方から夜にかけて天候は回復したものの、大会当日の日曜日は再び雨の予報で、ライダーをはじめ関係者や観客は万全の雨対策をして大会に臨みました。
第6セクションまでは岩盤の沢筋、第7セクション以降は森から出た斜面に難セクションが設定されていました。雨予報のためセクションはいくらかシンプルな設定となっており、前日の下見を終えた段階で、いつもよりは時間に追われることがないと予想するライダーもいました。一方で、天候が懸念されるためどういう展開になるか予想できないというライダーもいました。
スタート時点ではまだ曇り空。このまま天候が持ちこたえてくれるのではという願いもむなしく、IASクラスの競技が始まって1時間ほど経ったころ、ついに雨が降り出しました。雨脚はすぐに強くなり、沢はあっという間に増水して濁流に。最近の全日本大会では珍しい、延々と水の中を走る大会となりました。
IASライダーが大雨の中、第6セクションまでを終え、第7、第8とトライを進めたころ、湯浅町一帯にレベル4の土砂災害危険警報が発令され、大会はこの時点で中止に。途中中止の場合の規則に則り、レースは成立しました。
序盤好調だった武田呼人(TEAM MITANI Honda)は流れを維持し、1ラップ目の第8セクションまでの結果により2位表彰台を獲得しました。
一方、チームメートの小川友幸は、第1セクションから3点となってなかなかペースをつかめず、前戦同様、2ラップ目からのばん回が期待されましたが、1ラップ目第8セクションまでの結果をもって6位となりました。
なお、今大会で勝利した久岡孝二(HRCクラブMITANI)は、2017年からIASクラスに参戦して以来、10年目での初優勝。久岡と武田の差は、わずか1点でした。
武田は今回の結果で、総合ランキング2位の座を取り戻しました。IASのトップ10のライダーは、約1カ月後の11月29日(日)に京都の岡崎公園で開催される第8戦CTJ大会に出場。もちろん武田、小川の両TEAM MITANI Hondaライダーも参戦します。
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第1セクションをクリーンして、第5セクションまでは5点なしできました。今回は出たものが勝ちだなと思っていたので、5点にならないように自分から足を出したというのもあります。ただリザルトを見ると、もう少し点数を減らしておけたなという思いがあり、とても悔しいです。
前のライダーのトライで岩が落ちてラインが変わってしまい、クリーンができなかった場面もありました。あれで優勝を逃した結果となりましたが、まだまだ改善できる点が残っていると思います。2026年シーズンは残り1戦、頑張ります。
第1セクションをクリーンして、第5セクションまでは5点なしできました。今回は出たものが勝ちだなと思っていたので、5点にならないように自分から足を出したというのもあります。ただリザルトを見ると、もう少し点数を減らしておけたなという思いがあり、とても悔しいです。
前のライダーのトライで岩が落ちてラインが変わってしまい、クリーンができなかった場面もありました。あれで優勝を逃した結果となりましたが、まだまだ改善できる点が残っていると思います。2026年シーズンは残り1戦、頑張ります。

第1セクションでミスをして3点となってしまい、その後も5点を避けたいセクションで5点を取ってしまい、不本意な結果となりました。ミスを分析して2ラップ目につなげて点数をまとめるという戦いを思い描いていたので、1ラップ目の途中で試合が終わってしまったのは残念でした。しかし、皆さんの安全を考えると、この決断は致し方ないと思います。残り1戦を、精一杯戦います。
第1セクションでミスをして3点となってしまい、その後も5点を避けたいセクションで5点を取ってしまい、不本意な結果となりました。ミスを分析して2ラップ目につなげて点数をまとめるという戦いを思い描いていたので、1ラップ目の途中で試合が終わってしまったのは残念でした。しかし、皆さんの安全を考えると、この決断は致し方ないと思います。残り1戦を、精一杯戦います。
IAS 決勝リザルト
Pos. | Num | ライダー | マシン | 総減点 | クリーン数 |
|---|---|---|---|---|---|
1 | 6 | 久岡 孝二 | Honda | 21 | 2 |
2 | 7 | 武田 呼人 | Honda | 22 | 2 |
3 | 13 | 黒山 陣 | SHERCO | 26 | 0 |
4 | 5 | 柴田 暁 | TRRS | 27 | 0 |
5 | 4 | 野崎 史高 | YAMAHA | 28 | 0 |
6 | 8 | 小川 友幸 | Honda | 29 | 1 |
10 | 9 | 田中 善弘 | Honda | 36 | 0 |
IAS ポイントランキング
Pos. | Num. | ライダー | マシン | 総合ポイント |
|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 氏川 政哉 | YAMAHA | 135.5 |
2 | 7 | 武田 呼人 | Honda | 103 |
3 | 3 | 小川 毅士 | Beta | 99 |
4 | 5 | 柴田 暁 | TRRS | 94.5 |
5 | 8 | 小川 友幸 | Honda | 87 |
6 | 6 | 久岡 孝二 | Honda | 76.5 |
9 | 9 | 田中 善弘 | Honda | 47 |












