小川が復活の3位表彰台獲得。武田は4位
7月12日(日)、全日本トライアル選手権(JTR)の第4戦がえびの市矢岳高原トライアルコース(宮崎県)で開催され、TEAM MITANI Hondaの小川友幸がケガからの復帰後初となる3位表彰台を獲得しました。チームメートの武田呼人は4位で走行を終えました。

当日は好天に恵まれ、暑いながらも時折り吹く気持ちのいい風が涼を運ぶ、まずまずのトライアル日和となりました。今大会はロケーションからしてなかなかの難セクションぞろい。中でも精鋭の11人が参加するトップクラスの国際A級スーパー(IAS)クラスは、斜面の岩場に設定されたかなり手ごわいセクション群がライダーを待ち受けていました。
規定の持ち時間1分で走りきれるかどうかがギリギリの設定のセクションも多く、かなりの減点数となることが予想される中でスタートしました。
昨年7月に大きな負傷をしてから約1年、前戦の北海道・和寒大会で惜しくも表彰台を逃した小川は、第1セクションを3点で抜けて序盤のアドバンテージを取りました。さらに武田は小川を上回る2点で第1セクションを抜け、Honda勢2人がトップを固めるかたちで試合が始まりました。
試合は5点となると順位を下げ、難セクションを抜け出ることで順位を上げるという一進一退の様相をみせます。小川は連続5点で順位を下げてしまいますが、第6セクション以降、少しずつながら着実に順位を上げていきました。一方、武田は、小川毅士(ベータ)、柴田暁(TRRS)らとトップ争いを続けます。
1ラップを終えて、トップは小川毅士の31点でしたが、武田はわずか1点差で2番手、小川友幸はトップに3点差の4番手と、まだまだ勝負の行方は分からない展開です。
2ラップ目はトップ争いに小川友幸も加わり接戦に。しかし、小川友幸と武田は、ラッキーなスコアを重ねる小川毅士に少しずつ離されていきました。
大接戦の2番手争いを演じることになった小川友幸と武田は、2ラップ目中盤以降、小川が2番手、武田が3番手で試合を進めていきます。10セクション2ラップの戦いが終わった時点で、小川と武田は同点同クリーン数で2番手と3番手につけていました。4番手、5番手ともわずか2点差という状況です。難セクションが並んだ残る2つのSS(スペシャルセクション)でどんな展開になるのか、注目が集まりました。
小川友幸はSS第1を失敗して5点を喫し、ここを1点で抜けた氏川政哉(ヤマハ)に2位の座を譲りました。武田もSS第1で5点となり、逆転2位獲得の望みは断たれ、4位までポジションを下げてしまいました。接戦では、一つの5点が大きくポジションを変動させてしまいます。結果、小川は3位、武田は今シーズン初めて表彰台を逃し4位となりました。
小川はケガからの復帰後、初めての表彰台。絶対的王者が、1年をかけてここまで戻ってきました。そして武田は、総合ランキング2位の柴田との差をわずかにつめて、さらなる逆転劇を目指します。
次戦は9月13日(日)、灰塚ダムトライアルパークで第5戦広島・三次灰塚大会が開催されます。
HRC公式Instagramで最新情報をチェック!
https://www.instagram.com/hondaracingcorporation/

ようやく表彰台に立つことができました。大きなケガをしたのがちょうど1年ほど前になります。表彰台獲得までこれくらいかかるのは想定の範囲内ではありますが、前戦であわよくば表彰台というところまで来ていたので「ようやく」という思いが強いです。昨年ケガをした場所は、手術を終えまだリハビリ中ではありますが、回復に向かっています。ただ手術をしていないヒザの方は、まだトレーニングが思うようにできていません。できるはずのアクションができないなど、歯がゆい面はありますが、新しい治療を始めることになったので、これから状況がよくなっていくと信じています。
ようやく表彰台に立つことができました。大きなケガをしたのがちょうど1年ほど前になります。表彰台獲得までこれくらいかかるのは想定の範囲内ではありますが、前戦であわよくば表彰台というところまで来ていたので「ようやく」という思いが強いです。昨年ケガをした場所は、手術を終えまだリハビリ中ではありますが、回復に向かっています。ただ手術をしていないヒザの方は、まだトレーニングが思うようにできていません。できるはずのアクションができないなど、歯がゆい面はありますが、新しい治療を始めることになったので、これから状況がよくなっていくと信じています。

またSSで順位を落としてしまい、連続の表彰台記録も途絶えてしまいました。ただ今回は、正直なところ「乗れている」とは思えませんでした。今日、よかったところ、うまくいったセクションは、一つもありません。だめなところばかりでした。これは言い訳になってしまいますが、この会場を私が走ったのは、国際A級(IA)でチャンピオンを獲得した時で、IASの設定で走るのは今回が初めてでした。それが原因で、全体的に自信のない走りになってしまったのかなと思います。次はこんな言い訳をしないように、しっかり走りを決めて高い目標をクリアしていきたいです。
またSSで順位を落としてしまい、連続の表彰台記録も途絶えてしまいました。ただ今回は、正直なところ「乗れている」とは思えませんでした。今日、よかったところ、うまくいったセクションは、一つもありません。だめなところばかりでした。これは言い訳になってしまいますが、この会場を私が走ったのは、国際A級(IA)でチャンピオンを獲得した時で、IASの設定で走るのは今回が初めてでした。それが原因で、全体的に自信のない走りになってしまったのかなと思います。次はこんな言い訳をしないように、しっかり走りを決めて高い目標をクリアしていきたいです。
IAS 決勝リザルト
Pos. | Num | ライダー | マシン | 総減点 | クリーン数 |
|---|---|---|---|---|---|
1 | 3 | 小川 毅士 | Beta | 57 | 3 |
2 | 2 | 氏川 政哉 | YAMAHA | 66 | 6 |
3 | 8 | 小川 友幸 | Honda | 68 | 4 |
4 | 7 | 武田 呼人 | Honda | 73 | 3 |
5 | 5 | 柴田 暁 | TRRS | 75 | 4 |
6 | 6 | 久岡 孝二 | Honda | 79 | 3 |
9 | 9 | 田中 善弘 | Honda | 100 | 0 |
IAS ポイントランキング
Pos. | Num | ライダー | マシン | 総合ポイント |
|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 氏川 政哉 | YAMAHA | 90 |
2 | 5 | 柴田 暁 | TRRS | 67 |
3 | 7 | 武田 呼人 | Honda | 65 |
4 | 3 | 小川 毅士 | Beta | 60 |
5 | 8 | 小川 友幸 | Honda | 46 |
6 | 6 | 久岡 孝二 | Honda | 44 |
8 | 9 | 田中 善弘 | Honda | 31 |










