IAS 決勝
IAS 2021
Round 8

氏川政哉、惜しくも初優勝を逃し2位表彰台、小川友幸は4位でシーズンを終える

jp キョウセイドライバーランド

前日に続く2日間制の最終戦。この日は8セクション2ラップにSSが2セクションと、いつもの大会スタイルに戻して開催されました。

氏川政哉、惜しくも初優勝を逃し2位表彰台、小川友幸は4位でシーズンを終える

前日の大会で自身初のオールクリーンを達成してチャンピオンを決めた小川友幸(TEAM MITANI honda)ですが、この日はセクション設定が見直されて、難易度が高められていました。2日続けてのオールクリーンはさすがに無理そうで、足をつきながらマシンを進める姿が見受けられます。

1ラップ目、小川は2位、氏川政哉(TEAM MITANI Honda)が小川と同点の3番手につけ、2ラップ目以降の逆転を狙います。2ラップ目1番手の黒山健一(ヤマハ)は減点13点。小川、氏川とは2点差です。

2ラップ目。好調だったのは氏川でした。5点は第9セクションの一つのみ、8セクション中クリーン5をマーク。2ラップを終えて減点24でトップに躍り出ました。2番手は黒山で27点、小川は31点で3番手につけました。小川に1点差で柴田暁(ヴェルティゴ)が追いかけてきます。SSを前に、計算上、優勝のチャンスがあるのはこの4人でした。

SSは一つ目が人工構造物を組み合わせた人工セクション、SS2が第3セクション横の岩がごろごろと点在する斜面に設定されていました。どちらも、なかなかの難セクションです。ここでなんと、氏川、小川がともに失敗の5点。黒山がSS2を1点、柴田がSS2を2点で抜けたことで、氏川は勝利を逃して2位となり、小川は3位を逃して4位となって、試合を終えることになりました。

氏川は開幕戦の九州大会で勝利まであと一歩の2位となってシーズンをスタートさせましたが、最終戦でも勝利まであと一歩の2位でTEAM MITANI Honda初年度シーズンを終了しました。

この日の大会の結果で、氏川はランキング3位を獲得。ゼッケン5番から、2022年シーズンはゼッケン3番をつけて戦うことになります。


氏川 政哉
氏川 政哉 5
TEAM MITANI Honda
1ラップ目は少しミスもあって、思っていたスコアにはならなかったのですが、2ラップ目に自分本来の走りができてきたと思います。2ラップ目を終える時点でトップにつけていて、初優勝も目前だったのですが、SSがうまく走れずに開幕戦に続いて2位ということになりました。ただ開幕戦での2位以来、いい成績が出せずにいたので、最終戦で2位になれたのはよかったです。来年、またがんばります

小川 友幸
小川 友幸 1
TEAM MITANI Honda
体調不良もあって、実はこの週末の大会にはあまり自信がありませんでした。なので土曜日のオールクリーン優勝は自分的には奇跡的で、この日の結果が本来の結果だったのかもしれません。そういう意味で、改めて土曜日にオールクリーンができて、チャンピオンが決められてよかったです

決勝リザルト

Pos. Num. ライダー マシン 総減点 クリーン数
1 3 黒山健一 ヤマハ 30 8
2 5 氏川政哉 Honda 34 7
3 6 柴田暁 ヴェルティゴ 39 7
4 1 小川友幸 Honda 41 7
5 4 小川毅士 Beta 56 6
6 7 久岡孝二 ヤマハ 56 4
9 10 斎藤晶夫 Honda 69 1
11 12 藤原慎也 Honda 67 0
13 9 武井誠也 Honda 71 1

IAS ポイントランキング

Pos. Num. ライダー マシン 総合ポイント
1 1 小川友幸 Honda 113
2 3 黒山健一 ヤマハ 97
3 5 氏川政哉 Honda 73
4 2 野崎史高 ヤマハ 69
5 6 柴田暁 ヴェルティゴ 65
6 4 小川毅士 Beta 53
8 10 斎藤晶夫 Honda 33
10 9 武井誠也 Honda 27
11 12 藤原慎也 Honda 25


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