榎戸育寛がポール・トゥ・ウイン。7位までをHonda勢が独占
アジアロードレース選手権ASB1000を戦うパサウィット・ティティワララック(Astemo Honda Dream SI Racing)が、6月開催のARRC第3戦SUGO大会を見据えてスポット参戦しました。激しいアタック合戦となった予選では、終盤にトップタイムを叩き出した榎戸育寛(SDG Motor Sports RT HARC-PRO.)がポールポジションを獲得しました。

ドライコンディションで行われ決勝レースでは、榎戸がホールショットを奪い、國井勇輝(SDG Motor Sports RT HARC-PRO.)、渡辺一馬(Astemo Honda Dream SI Racing)、高橋巧(JAPAN POST HondaDream TP)が続きました。
1周目は榎戸、國井、渡辺、岩戸亮介(カワサキ)、高橋巧、國峰啄磨(TOHO Racing)、高橋裕紀(JAPAN POST HondaDream TP)の順でコントロールラインを通過。4周目にはシケインで國峰が國井を捉え3番手に浮上し、2番手を走る渡辺を追いかける展開に。5周目にはついにシケインで國峰が渡辺をパスして2番手に浮上します。
ファステストラップを記録して逃げ始める榎戸の後方で、國峰、渡辺が2番手を争い、4番手に國井、5番手に高橋巧がつけ、それをポジションアップしてきた荒川晃大(MOTO BUM HONDA)が追いかける展開となりました。
10周目には榎戸が2番手に3秒以上の差をつけ独走状態に。一方2番手争いは激しさを増し、13周目には3コーナーで渡辺が國峰から2番手を奪います。
榎戸は終盤にペースダウンするも、2番手以下を引き離してそのまま優勝。注目の2番手争いは、最終ラップのシケインで國峰が渡辺を捉えるものの失速。その隙に渡辺がすり抜け2位でチェッカーを受けました。3位に國峰、4位に國井、5位高橋巧、6位荒川、7位に高橋裕紀となりました。
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前戦のもてぎでの反省を活かして、事前テストからチームと一歩一歩、マシンセッティングを詰めていきました。レースは最初からプッシュし続けて、行けるだけ行くという気持ちで行きました。トップを走っていましたが、楽なレースではなく、めちゃくちゃきつかったです。なので、チェッカーのときは、うれしいというより、やっと終わったという気持ちでした。昨年はJSB1000や鈴鹿8耐、アジアロードレース選手権と、いろいろなことを経験させてもらったので、その経験を活かすことができたのかなとも思います。自身、ポール・トゥ・ウインは初めてなので、本当にうれしいです
前戦のもてぎでの反省を活かして、事前テストからチームと一歩一歩、マシンセッティングを詰めていきました。レースは最初からプッシュし続けて、行けるだけ行くという気持ちで行きました。トップを走っていましたが、楽なレースではなく、めちゃくちゃきつかったです。なので、チェッカーのときは、うれしいというより、やっと終わったという気持ちでした。昨年はJSB1000や鈴鹿8耐、アジアロードレース選手権と、いろいろなことを経験させてもらったので、その経験を活かすことができたのかなとも思います。自身、ポール・トゥ・ウインは初めてなので、本当にうれしいです

勝てなかったのは悔しいですが、テストから榎戸選手の調子がよかったことは分かっていました。自分もアベレージタイムは悪くなかったので、ついていければ後半に勝負できるかなと思っていましたが、勝負するところまで、行けずに終わってしまいました。中盤以降は國峰選手とのバトルになり、最後に仕掛けられ、前に行かれましたが、抜き返すことができて2位になることができました。そうできるバイクに仕上げてくれたチームのおかげです。それだけに勝てなかったことが悔しいです。長いインターバルになりますが、後半戦は勝ち続けられるようにと思います
勝てなかったのは悔しいですが、テストから榎戸選手の調子がよかったことは分かっていました。自分もアベレージタイムは悪くなかったので、ついていければ後半に勝負できるかなと思っていましたが、勝負するところまで、行けずに終わってしまいました。中盤以降は國峰選手とのバトルになり、最後に仕掛けられ、前に行かれましたが、抜き返すことができて2位になることができました。そうできるバイクに仕上げてくれたチームのおかげです。それだけに勝てなかったことが悔しいです。長いインターバルになりますが、後半戦は勝ち続けられるようにと思います

SUGOは昨年初優勝した場所なので、連勝できたらと思っていました。事前テストから調子がよくなかったのですが、レースウイークではアベレージ的には安定して走ることができていました。でも、うまくタイムアップできずに予選ポジションが悪かったので、追い上げなければならなくて、上位に追いつくのに時間がかかったため、終盤にタイヤのライフがきつくなってしまいました。でも、勝ちたかったので、リスクを負いながらついていきました。渡辺選手に対しては、後半にアドバンテージがあったので最終ラップのシケインで仕掛けて、前に出ることができましたが、失速してしまい、抜き返されてしまいました。悔しいですが2戦連続で表彰台に乗れたので、この結果を次につなげたいです
SUGOは昨年初優勝した場所なので、連勝できたらと思っていました。事前テストから調子がよくなかったのですが、レースウイークではアベレージ的には安定して走ることができていました。でも、うまくタイムアップできずに予選ポジションが悪かったので、追い上げなければならなくて、上位に追いつくのに時間がかかったため、終盤にタイヤのライフがきつくなってしまいました。でも、勝ちたかったので、リスクを負いながらついていきました。渡辺選手に対しては、後半にアドバンテージがあったので最終ラップのシケインで仕掛けて、前に出ることができましたが、失速してしまい、抜き返されてしまいました。悔しいですが2戦連続で表彰台に乗れたので、この結果を次につなげたいです
ST1000 決勝レース
Pos. | Rider | Num. | チーム | Constr. | Time/Gap |
---|---|---|---|---|---|
1 | 榎戸 育寛 | 32 | SDG Motor Sports RT HARC-PRO. | Honda | 26'43.893 |
2 | 渡辺 一馬 | 1 | Astemo HondaDream SI Racing | Honda | +2.172 |
3 | 國峰 啄磨 | 2 | TOHO Racing | Honda | +2.264 |
4 | 國井 勇輝 | 33 | SDG Motor Sports RT HARC-PRO. | Honda | +3.563 |
5 | 高橋 巧 | 36 | JAPAN POST HondaDream TP | Honda | +6.152 |
6 | 荒川 晃大 | 27 | MOTOBUM HONDA | Honda | +9.497 |
7 | 高橋 裕紀 | 3 | JAPAN POST HondaDream TP | Honda | +16.412 |
17 | 松川 泰宏 | 21 | MOTOBUM HONDA | Honda | +1'13.123 |
Passawit Thitivararak | 47 | AstemoHondaDreamSIRacing | Honda | +10 Laps |

















