小山、國井が2位、3位で表彰台の両脇を占める。荒川が4位に入りチャンピオンを獲得

荒川は予選開始早々に2分10秒776と、自身が持つレコードを塗り替えポールポジションを獲得します。スタートで飛び出したのは小山で、それを荒川が追い、1コーナーをクリアします。荒川はすぐにトップを奪い、2番手に國井勇輝(SDG Motor Sports RT HARC-PRO.)が上がり、続いて井手翔太(ヤマハ)、小山、鈴木光来(MOTOBUM HONDA)らが続きます。

荒川、國井、井手、小山、鈴木、伊達悠太(ヤマハ)の6台がトップ集団を形成、この6台は、2分11秒台で周回を重ね、セカンドグループを大きく引き離していきます。4周目井手がトップに出ると國井、荒川、小山、伊達、鈴木が続きます。7周目、荒川が130Rで國井から2番手を奪いますが、すかさず、國井が奪い返します。8周目、小山が荒川をパスしますが、荒川が抜き返します。井手、國井、荒川、小山、伊達の戦いとなり、小山は9周目に荒川を捉え3番手浮上します。

11周目、小山は國井の背後に迫ります。12周目小山は1コーナーで國井をパスして2番手浮上します。この争いに荒川も追いつきます。井手は逃げ、2番手争いが僅差で最終ラップに突入しますが、最終シケインでイエローフラッグが振られており勝負できず。井手、小山、國井、荒川の順でチェッカーが振られました。

荒川は初のシリーズチャンピオンを獲得。ランキング2位は小山となりました。鈴木はランキング6位。初表彰台を獲得した國井はランキング8位へと浮上しました。