予選は快晴となり路面温度も気温も上昇する中で行われ、渡辺がトップタイムを出しポールポジションを獲得します。2番手に岡本裕生(ヤマハ)、3番手に作本がつけました。
決勝のホールショットは岡本、オープニングラップを岡本、渡辺、作本の順で通過、この3台が序盤から抜け出します。2周目に作本が渡辺をかわし2番手に浮上し、岡本を追いました。岡本、作本、渡辺がトップ3。そのトップグループを岩戸亮介(カワサキ)、南本宗一郎(ヤマハ)が追います。
5周目になると作本は岡本の背後につけ、その差を0.2秒とします。トップ争いはこの2台に絞られました。作本は6周目に岡本を捉え首位に立ちましたが、岡本に背後につかれ、7周目の1コーナーでトップを奪われます。岡本の背後につける作本との接近戦が続きました。
トップ争いは3位争いとの差を広げていき、約4秒後方に渡辺、南本、岩戸、星野知也(BMW)が続きました。
僅差のトップ争いが最終ラップに突入。作本はコントロールタワー前で岡本に並び、1コーナーでトップに浮上しますが、ブリッジ手前で岡本が前に出ます。作本は最終コーナーで並びますが、岡本が前に出てトップでチェッカーを受けました。僅差の2位に作本、4位で渡辺がチェッカーを受け、シリーズチャンピオンを決めました。作本は、ランキング2位でシーズンを終えました。
作本 輝介
3
Astemo Honda Dream SI Racing スタートで出遅れてしまい、2番手に上がってからは、岡本選手のペースが速く、ついて行くのが精一杯という状況でした。パスするタイミングが最後になり、最終周で合わせて1コーナーでパスしたのですが、登りコーナーでミスしてはらんだところを前に行かれてしまいました。オートポリスは地元で、1番勝ちたいサーキットなのに、何故なのか、勝つことができていないコースでもあります。自分の力不足で勝つことができずに、チームに申し訳なく思っています
スタートで出遅れてしまい、2番手に上がってからは、岡本選手のペースが速く、ついて行くのが精一杯という状況でした。パスするタイミングが最後になり、最終周で合わせて1コーナーでパスしたのですが、登りコーナーでミスしてはらんだところを前に行かれてしまいました。オートポリスは地元で、1番勝ちたいサーキットなのに、何故なのか、勝つことができていないコースでもあります。自分の力不足で勝つことができずに、チームに申し訳なく思っています
渡辺 一馬
37
Astemo Honda Dream SI Racing チャンピオンを獲ることができて、すごくホッとしています。努力が報われることがあるのだなという気持ちです。苦しい時期もあり、今季ST1000に挑めるチャンスを頂いて、当初は、自分がチャンピオンになるという、明確な自信を持ちきれませんでしたが、シーズンを通して、最高のマシンを用意してもらえたことが、この結果につながっていると思います。Hondaで育ち、一時、離れた時期もありましたが、また、戻ってチャンスを頂き、常に伊藤監督、小原メカニックを始め、チームスタッフ、Astemoさんを始め、スポンサーの方が支えてくれました。何よりも、その感謝を伝えたいです。自分ひとりの力では、ここにはたどり着けませんでした。ありがとうございました
チャンピオンを獲ることができて、すごくホッとしています。努力が報われることがあるのだなという気持ちです。苦しい時期もあり、今季ST1000に挑めるチャンスを頂いて、当初は、自分がチャンピオンになるという、明確な自信を持ちきれませんでしたが、シーズンを通して、最高のマシンを用意してもらえたことが、この結果につながっていると思います。Hondaで育ち、一時、離れた時期もありましたが、また、戻ってチャンスを頂き、常に伊藤監督、小原メカニックを始め、チームスタッフ、Astemoさんを始め、スポンサーの方が支えてくれました。何よりも、その感謝を伝えたいです。自分ひとりの力では、ここにはたどり着けませんでした。ありがとうございました