金曜日の練習走行は雨となりましたが、土曜日に行われた予選は午前中は雨が残る路面ながら、そこから路面が乾いていくコンディションとなりました。JSB1000クラスは、ドライでの予選となり、ポールポジションは中須賀克行(ヤマハ)、2番手にAstemo Honda Dream SI Racingの清成龍一、3番手にケガから復帰したHonda Suzuka Racing Teamの亀井雄大がつけ、フロントローに並びました。岩田悟(Team ATJ)が5番手、濱原颯道(Honda Dream RT 桜井ホンダ)が6番手で、7番手に名越哲平(MuSASHi RT HARC-PRO.Honda)、8番手に秋吉耕佑(MURAYAMA.TJC.RT)、9番手に山口辰也(TOHO Racing)がつけました。
清成がスタートダッシュを決めてレースを引っ張ります。清成に続き、中須賀が付け、亀井、加賀山就臣(スズキ)、名越、岩田、濱原、山口、秋吉、中冨伸一(ヤマハ)が続きます。3周目には、清成に中須賀がぐっと迫り、トップ争いは清成、中須賀となり、その後方に亀井が続きますが、追い上げた名越が亀井を捉え3番手に浮上します。
トップ争いは接近戦となりますが、清成が中須賀を抑えて首位を守ります。そのトップ争いを名越が追います。7周目に中須賀が清成を捉えて首位に立ち、清成を突き放し始めます。名越は単独3番手となり、その後方で加賀山が亀井をパスして4番手に浮上します。5番手争いを亀井、濱原で繰り広げ、8周目には濱原が前に出ます。7番手に秋吉、8番手に岩田、9番手に山口で周回を重ねました。12周目には濱原が加賀山に迫り4番手争いに持ち込みます。18周目には濱原が加賀山を捉えて4番手へと浮上します。
24周の戦いを終え、中須賀が優勝。2位清成、3位名越が表彰台に登りました。濱原は4位まで追い上げ、6位に亀井、7位に山口が浮上。8位に秋吉でチェッカーを受けました。岩田は11位でレースを終えました。