ST600 決勝
ST600 2021
Round 3

CBR600RR駆る荒川晃大、國峰啄磨が1-2フィニッシュ

jp スポーツランドSUGO

不安定な天候ながら、ドライコンディションとなった予選でポールポジションを獲得したのは荒川晃大(MOTO BUM HONDA)。唯一、1分31秒台を記録しました。

CBR600RR駆る荒川晃大、國峰啄磨が1-2フィニッシュ

2番手に小山知良(日本郵便 HondaDream TP)。5番手に國峰啄磨(TOHO Racing)、6番手に鈴木光来(MOTO BUM HONDA)。伊達悠太(BATTLE FACTORY)が10番手。埜口遥希(MuSASHi RT HARC-PRO.)は13番手からのスタートとなりました。

決勝スタートが綺麗に切られましたが、1周目のシケイン立ち上がりで阿部恵斗(ヤマハ)の転倒に埜口が巻き込まれてしまいます。オープニングラップを制したのは長尾健吾(ヤマハ)、それを鈴木、横山尚太(ヤマハ)、荒川が追います。荒川は2周目には2番手浮上し、3周目にはトップに躍り出ます。長尾、小山、鈴木、國峰、横山が追いトップ集団となります。

6周目には荒川、小山、鈴木、國峰が接近戦となります。トップ争いは、この4台に絞られますが、9周目のハイポイントコーナーで小山が転倒してしまいます。荒川はトップを独走し始め、11周目には2番手鈴木に3秒のビハインドを築きます。2番手争いを鈴木と國峰が繰り広げます。14ラップ目、鈴木が馬の背コーナーで転倒してしまい、國峰が単独2番手となります。3番手争いは横山、長尾が繰り広げ、5番手争いは5台の激しい争いとなり、佐野優人(ヤマハ)、伊達、松岡玲(ヤマハ)、芳賀涼大(ヤマハ)、菅原陸(ヤマハ)で最終ラップまで争われました。

荒川は20周を走り切り、初優勝を挙げ、2位に國峰。3位横山となり、5位は佐野、僅差の6位に伊達が入りました。


荒川 晃大
荒川 晃大 5
MOTO BUM HONDA
小山選手との勝負になると思っていました。最後には絶対に仕掛けてくると思っていたので何度か振り返って確認しましたが、後ろには誰もいなくて、そのあとは、自分の走りをしようと、それだけを考えて走りきりました。やっと、勝つことができたので、素直にうれしいです。これまで集団での争いの経験が少なく、バトルになると前に出ることがうまくできないので、逃げきりのレースを目指し、作戦通りに勝つことができてうれしいです。これからも気を引きしめて、自分のレースができるようにしたいです

國峰 啄磨
國峰 啄磨 10
TOHO Racing
テストで転倒してしまい右手をケガしたことで、レースラップをこなしていなかったので、走りきることができるのか不安がありました。目の前で2台の転倒があり、慎重になった部分もありますが、後半は体力的にもきつい状況となりました。それでも、絶対に表彰台に登りたいと走りきりました。前戦に続いて表彰台の登ることができて、ケガがあった中で、残せた結果としてはよいものだと思っています。次戦では、ケガをしっかり治して、優勝を目指します

伊達 悠太
伊達 悠太 13
BATTLE FACTORY
スタートがうまくいきませんでしたが、1コーナーで追いつきアウトから何台かパスすることができて追い上げようと思っていたのですが、最終シケインで、2台が絡む転倒があり、それを避けるためにトップグループと離れてしまいました。なんとか、ペースを上げて追いつきたかったのですが届きませんでした。5番手争いの集団の中でのバトルとなり、とにかく落ち着いて走りきろうと考えました。結果には満足していませんが、調子は上向いているので、次戦では表彰台を目指します



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