5番手に榎戸育寛(SDG Motor Sports RT HARC-PRO.)、6番手に高橋裕紀(日本郵便 HondaDream TP)。8番手に作本輝介(Astemo Honda Dream SI Racing)となりグリッドにつきました。
決勝ホールショットは、渡辺が奪い、それを岡本、榎戸、渥美心(BMW)、高橋、作本、南本宗一郎(ヤマハ)が追いました。4周目には作本が5番手浮上します。渡辺、岡本、榎戸、高橋、作本、南本のトップ集団となり周回を重ねます。
6周目岡本が首位に立ち、渡辺、榎戸、高橋、作本、南本のトップグループの後方に渥美がつけます。9周目、岡本が1コーナーで転倒リタイアとなり、変わって渡辺が首位に立ちます。それをポジションアップした作本が追います。僅差で、榎戸、高橋、南本が追います。11周目、首位の渡辺と作本との差は1秒051と離れ始め、渡辺が逃げます。2番手争いを作本、榎戸、高橋、南本が繰り広げました。
14周目、渡辺は後続に3秒192と差をつけ、独走態勢に入ります。2番手に高橋が浮上して作本、南本、榎戸と順位が変わります。15周目には南本が作本を捉え3番手に浮上、作本が食らいつき接近戦となります。最終ラップの攻防となりました。渡辺は逃げきり、今季初優勝。2位には高橋が入り、3番手争いを制したのは作本となり、Honda勢が表彰台を独占しました。