ST1000 決勝
ST1000 2021
Round 3

Honda勢が表彰台独占! 優勝は渡辺一馬

jp スポーツランドSUGO

ウエットコンディションの予選でトップタイムを記録しポールポジションを獲得したのはAstemo Honda Dream SI Racingの渡辺一馬。

Honda勢が表彰台独占! 優勝は渡辺一馬

5番手に榎戸育寛(SDG Motor Sports RT HARC-PRO.)、6番手に高橋裕紀(日本郵便 HondaDream TP)。8番手に作本輝介(Astemo Honda Dream SI Racing)となりグリッドにつきました。

決勝ホールショットは、渡辺が奪い、それを岡本、榎戸、渥美心(BMW)、高橋、作本、南本宗一郎(ヤマハ)が追いました。4周目には作本が5番手浮上します。渡辺、岡本、榎戸、高橋、作本、南本のトップ集団となり周回を重ねます。

6周目岡本が首位に立ち、渡辺、榎戸、高橋、作本、南本のトップグループの後方に渥美がつけます。9周目、岡本が1コーナーで転倒リタイアとなり、変わって渡辺が首位に立ちます。それをポジションアップした作本が追います。僅差で、榎戸、高橋、南本が追います。11周目、首位の渡辺と作本との差は1秒051と離れ始め、渡辺が逃げます。2番手争いを作本、榎戸、高橋、南本が繰り広げました。

14周目、渡辺は後続に3秒192と差をつけ、独走態勢に入ります。2番手に高橋が浮上して作本、南本、榎戸と順位が変わります。15周目には南本が作本を捉え3番手に浮上、作本が食らいつき接近戦となります。最終ラップの攻防となりました。渡辺は逃げきり、今季初優勝。2位には高橋が入り、3番手争いを制したのは作本となり、Honda勢が表彰台を独占しました。


渡辺 一馬
渡辺 一馬 37
Astemo Honda Dream SI Racing
事前テストから調子がよく、マシンのセットアップが決まって、迷いなくレースウイークに入り、ポールポジションも取れました。自分の細かいリクエストに応えてくれ、マシンを仕上げてくれたチームに感謝しています。昨年から、清成選手、作本選手と、このチームに加入させてもらいましたが、3人の中で自分が一番、結果を残せずに辛くて悔しい思いをしてきたので、伊藤真一監督の地元であるSUGOで初優勝できたことをうれしく思います

高橋 裕紀
高橋 裕紀 1
日本郵便 Honda Dream TP
リヤのグリップ感を出すセットを出すセッティングを事前テストから試していたのですが、渡辺選手や岡本選手のタイムになかなか届かず、レースウイークに入っても、いろいろと試して試行錯誤していました。決勝はドライコンディションになり、みんな同じ条件ではありますが、ドライのセットには、まだ、納得していなかったので、この状況で2位になれてよかったと思います。まだ、課題は解決していないので、それへの取り組みを続けて、しっかりと勝負できるようにしたいと思います

作本 輝介
作本 輝介 3
Astemo Honda Dream SI Racing
予選でのタイムアップが、昨年からの課題で、なかなかいいグリッドにつけず、常に追い上げのレースになります。タイヤへの負担も大きくなりハンデになることは分かっているので、そこをクリアできるようにトライしていますが、今回も追い上げのレースになりました。早い段階で前に出ることができたのですが、トップ争いではなく、最後は3位争いになり、最終ラップの1コーナーで3番手に上がり、最終シケインをブロックラインで通り3位を守りきりました。でも、目指しているのはトップ争いですし、3位に満足するわけにはいかないので、努力していきます



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