横澤が今季2勝目を挙げる。柳瀬はヒート1で3位、鈴村はヒート2で3位表彰台
MFJ全日本モトクロス選手権第6戦近畿大会IA2クラスが名阪スポーツランドで開催されました。
●IA2 ヒート1
好スタートの横澤拓夢(TKM motor sports いわて)が、1周目をトップでクリア。柳瀬大河(Bells Racing)は出遅れ、1周目9番手からの追い上げを狙いました。レース序盤、横澤と鴨田翔(カワサキ)、浅井亮太(ヤマハ)が三つ巴のトップ争いを展開。先頭を守っていた横澤は5周目からペースが落ち、6周目に2番手、7周目に3番手までポジションダウンしました。
一方、柳瀬は2周目に10番手へ後退するなど、序盤こそ苦戦していましたが、7周目に6番手まで順位を上げると、その後も粘り強く走り12周目に4番手へ浮上。さらに、2秒ほど前を走っていた横澤に近づき、14周目に逆転しました。この段階でトップ2台とのギャップは大きく、柳瀬は20周のレースを3位でゴール。横澤は、池田凌(カワサキ)の先行も許して5位でした。
●IA2 ヒート2
横澤は1周目を8番手でクリア。柳瀬は13番手からのレースとなりました。2周目以降、横澤は順調に追い上げ、4周目には池田もパスして3番手に浮上。次周から、西條悠人(カワサキ)と横澤と中島漱也(ヤマハ)が三つ巴の2番手争いをすると、6周目には西條がこの集団から脱落して、横澤は2番手に順位を上げ、トップの浅井に接近しました。
13周目、横澤は浅井の攻略に成功。その後、浅井を突き放せず1秒ほど後方でマークをされますが、残り3周となった17周目にはリードを約2秒に拡大しました。すると、ここで浅井が転倒。これで独走状態となった横澤が今季2勝目を挙げました。柳瀬は追い上げが振るわず10位。また、1周目18番手から驚異の追い上げをみせた鈴村英喜(TEAM HAMMER)が、ゴール直前で池田を抜いて3位に入賞しました。
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