●IA2 ヒート1
横澤拓夢(TKM motor sports いわて)が、1周目を5番手でクリア。しかし柳瀬大河(Bells Racing)は出遅れ、さらに転倒も喫して16番手からの追い上げを強いられました。3周目から、横澤は阿久根芳仁(カワサキ)に肉薄。4周目には攻略に成功し、4秒ほど先行するトップグループを追いました。この段階で、柳瀬は11番手。次周には佐野雄太(カワサキ)をパスしてトップ10圏内に入りました。
レース中盤、横澤はビクトル・アロンソ(ヤマハ)に抜かれて3番手に後退した田中淳也(ヤマハ)との距離を徐々に詰め、7周目に逆転。さらに2秒ほど田中を引き離しました。レース終盤、横澤と田中は再び接近し、これに池田凌(カワサキ)も近づき、三つ巴の3番手争いに。それでも横澤は16周目のラストラップまで順位を守り、3位表彰台に上がりました。柳瀬は最後まで追い上げを続けて7位でした。
●IA2 ヒート2
横澤はスタートでやや出遅れ、1周目を7番手でクリア。柳瀬は再びスタートを決めることができず、14番手からのレースとなりました。2周目、横澤は中島漱也(ヤマハ)をパスして6番手に浮上。3周目以降、横澤は池田凌(カワサキ)を僅差で追い、4周目には攻略に成功しました。すると横澤は、さらに順位を上げるべく佐野雄太(カワサキ)の背後に迫りました。
レース中盤、佐野と横澤と池田が1秒ずつの差で続き、僅差の3番手争いを展開。横澤は何度か佐野に近づきましたが、パッシングのチャンスを得られずにいました。そしてレース終盤には、横澤の背後に池田が接近。しかしここは、最後まで横澤が順位を守り、16周のレースを4位でゴールしました。柳瀬は不本意な12位。両ヒート総合成績では、横澤が2位となりました。
横澤 拓夢
5
TKM motor sports いわて 今大会は土曜日の段階から本当に乗れていて、予選を全体2位で通過。いい位置からのスタートだったのですが、どちらのヒートも出遅れてしまいました。ヒート1は1周目5番手でしたが、事前の戦略ではもっと前の位置でレースを組み立てたいと考えていました。ヒート2はそれ以上に出遅れたのですが、午前中よりも路面が乾いていたので、前のバイクが巻き上げる土ボコリの量がとても多く、これに苦戦しました。パッシングプランを組み立てて前のライダーに近づくとホコリで前が見えず、速いラインも限られていて、それ以外のところを走ると滑りやすくて。3位が狙える状況でしたが、抜くことはできませんでした。両ヒートとも追い上げのレースで、パッシングは体力を使うので本当に疲れましたが、自分の調子がいいことは確認できたので、次戦はなんとか1勝したいです
今大会は土曜日の段階から本当に乗れていて、予選を全体2位で通過。いい位置からのスタートだったのですが、どちらのヒートも出遅れてしまいました。ヒート1は1周目5番手でしたが、事前の戦略ではもっと前の位置でレースを組み立てたいと考えていました。ヒート2はそれ以上に出遅れたのですが、午前中よりも路面が乾いていたので、前のバイクが巻き上げる土ボコリの量がとても多く、これに苦戦しました。パッシングプランを組み立てて前のライダーに近づくとホコリで前が見えず、速いラインも限られていて、それ以外のところを走ると滑りやすくて。3位が狙える状況でしたが、抜くことはできませんでした。両ヒートとも追い上げのレースで、パッシングは体力を使うので本当に疲れましたが、自分の調子がいいことは確認できたので、次戦はなんとか1勝したいです
柳瀬 大河
3
Bells Racing ヒート1は、スタートで出遅れたのに加えて転倒を喫しました。その後、前のライダーに追いつくところまではスムーズなのに、パッシングに手間取り、順位を一つあげる度にそれを繰り返していたら、7位まで追い上げたところで時間切れになってしまいました。再びスタートで出遅れてしまったヒート2は、うまく乗ることができず、何もできないまま時間だけが経過していきました。ヒート2のほうが路面は荒れていましたが、自分の中にそういうコンディションに対する苦手意識はなく、ただただリズムに乗れなかったという感じ。開幕戦からここまで、歯車がかみ合わないレースを続けてしまっていますが、しっかり切り替えて自分を研ぎ澄まし、最低でも表彰台に立つレースをします
ヒート1は、スタートで出遅れたのに加えて転倒を喫しました。その後、前のライダーに追いつくところまではスムーズなのに、パッシングに手間取り、順位を一つあげる度にそれを繰り返していたら、7位まで追い上げたところで時間切れになってしまいました。再びスタートで出遅れてしまったヒート2は、うまく乗ることができず、何もできないまま時間だけが経過していきました。ヒート2のほうが路面は荒れていましたが、自分の中にそういうコンディションに対する苦手意識はなく、ただただリズムに乗れなかったという感じ。開幕戦からここまで、歯車がかみ合わないレースを続けてしまっていますが、しっかり切り替えて自分を研ぎ澄まし、最低でも表彰台に立つレースをします