柳瀬大河がヒート1で3位を獲得するも、ヒート2は転倒に泣く
●IA2 ヒート1
レース序盤から中盤にかけて強い風雨に見舞われたレースは、柳瀬大河(Bells Racing)のホールショットで幕を開けました。そのまま柳瀬がトップを守り、横澤拓夢(TKM motor sports いわて)が6番手、鈴村英喜(TEAM HAMMER)が7番手で1周目をクリア。2周目には、阿久根芳仁(カワサキ)の転倒で、横澤と鈴村が一つずつ順位を上げました。
4周目、トップの柳瀬が転倒により3番手に後退。柳瀬は5周目に中島漱也(ヤマハ)の先行を許しましたが、強引に抜き返しました。6周目以降、柳瀬は単独走行で3番手をキープ。レースは19周で終了し、柳瀬は3位に入賞しました。5周目に4番手まで浮上した横澤は、僅差で迫る後続を抑えると、レース後半にややリードを拡大。4位でチェッカーを受けました。逆に鈴村は、混戦の中で順位を落として7位でした。
●IA2 ヒート2
柳瀬が再びホールショットを奪うと、ヒート1で勝利したビクトル・アロンソ(ヤマハ)を抑えて1周目をトップでクリア。鈴村は4番手、横澤は9番手からのレースとなりました。2周目、柳瀬はアロンソと浅井亮太(ヤマハ)に抜かれて3番手まで後退。これを鈴村が僅差で追っていましたが、4周目に6番手まで順位を落としました。柳瀬は、5周目に真野凌輔(ガスガス)の逆転を許して4番手となりました。
7~8周目にかけ、柳瀬と中島が激しい4番手争いを展開。接触転倒を喫した柳瀬は15番手まで後退すると、その後はペースを上げられず、18位でレースを終えました。横澤は、柳瀬の脱落により一つ順位を上げて5番手。12周目には、真野の後退で4番手となりました。この横澤を、レース中盤からペースを上げた鈴村が14周目に抜き、鈴村が4位。横澤は、混戦の中で順位を落として7位でした。
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